大阪「吹田の火祭」が3年ぶりに復活、街中で激しく燃えあがる

2023.2.10 20:50

「吹田の火祭」過去開催の様子

(写真8枚)

大阪のお寺「常光円満寺」(大阪府吹田市)で2月11日、「吹田の火祭」と呼ばれる伝統行事『柴燈大護摩法要』が3年ぶりに開催される。

約1300年の歴史があり、足利将軍の菩提寺である「常光円満寺」。『柴燈大護摩法要』は、願いを込めた「護摩木(ごまぎ)」を不動明王の智慧の炎で燃やして、その年の厄除けと無病息災を祈る伝統儀式として受け継がれている。

ビルに囲まれた街中の小さな境内でおこなわれ、間近で高らかに燃え上がる炎を見ることができ、厄除けになると言われる護摩の煙は、風下だとダイレクトに受けるため、毎回大きな歓声があがるという。

また会場では、キッチンカーの出店やコーヒーの販売、大広間ではお茶席で抹茶の接待(無料)、四国八十八ヶ所のお砂踏み会場(10カ寺)のほか、松坂牛ギフト券や米などが当たるハズレなしの『大抽選会』が実施される。

誰でも自由に参拝でき、本堂では無料でお清めをしてもらえるとのこと。炎の周りは煙の香りや灰がとんでくるので、汚れてもよい服装がおすすめだ。『吹田の火祭』は朝10時45分〜昼2時。場所はJR・阪急吹田駅より徒歩5分(駐車場なし)。

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