お祝い公演のゲストが大遅刻、代役・吉本新喜劇の座員が好評

2023.2.12 08:30

『川畑泰史新喜劇生活30+1周年記念公演』で矢野・兵動の兵動大樹(左)と、そっくりの格好で代役を務めた今別府直之(左から2番目)ら(2月10日・なんばグランド花月)

(写真7枚)

吉本新喜劇の座長・川畑泰史による『新喜劇生活30+1周年記念公演』が2月10日、「なんばグランド花月」(大阪市中央区)で開催。ゲスト参加の予定だった矢野・兵動の兵動大樹が約2時間の遅刻をし、つなぎ役を買って出た今別府直之の熱演に兵動が感謝した。

川畑とはNSC9期の同期となる矢野・兵動のふたり。記念公演を祝うため新喜劇への出演を予定していたものの、事前に兵動が公演時間に間に合わないことが分かったため、座員の今別府がニセ兵動を務めることになった。

舞台で今別府はハンチング帽に黒ぶち眼鏡、ツイードジャケットに身を包み、兵動そっくりの恰好で登場。観客も一瞬兵動かと歓声が上がるも、「こいつ兵動ちゃうやん!」と川畑に突っ込まれバレることに。それでも、絶妙なボケと自身の「ピュ!」のギャグで、兵動が到着するまで大爆笑でつなぎ続けた。

公演の後半には間に合って、会場を盛り上げた兵動。公演後に、「ショックだったんが、相方が今別府と出て来たら、(ナインティナイン)岡村がモニター指さして『間に合ってるやん。出てきてるやん』って言われたこと。今別府がめちゃめちゃ良くて、出るのがプレッシャーやった」と振りかえった。

取材・文・写真/岡田由佳子

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