「鬼滅の刃」×能・狂言の話題作が帰ってくる、京都での上演決定

2023.2.17 07:00

竈門炭治郎役の大槻裕一(写真/駒井壮介、瀬野匡史)

(写真3枚)

世界的ヒットをおさめた漫画作品『鬼滅の刃』と古典芸能の能・狂言がコラボした「能 狂言『鬼滅の刃』」。2023年5月に、京都をはじめとする全国4都市での上演が発表された。

2022年夏に東京・大阪で上演され、「想像以上」と反響を呼んだ同作。もともと『鬼滅の刃』が持つ時代性や登場キャラクターの関係性などは「能楽との相性が良い」と噂されていたが、実際そこが絶妙にハマったようで、前回上演時には能・狂言のファン、また『鬼滅の刃』の熱烈なファンで連日賑わいを見せた。

観劇した人からは、「原作・アニメファンを納得させつつ、かつ『もっと能とか狂言見てみたいな』という入口になるような作品。原作への理解もすごい」「私のような普段能や狂言を見ない層に向けてとても色々工夫してくれているんだろうなあと言うのがひしひしと伝わってきて、とても楽しかったしお装束綺麗で圧倒された」などのレポートもSNSに寄せられている。

(左から)竈門炭治郎役の大槻裕一、嘴平伊之助役の野村太一郎、我妻善逸役の野村裕基(写真/駒井壮介、瀬野匡史)

今回の上演に際し、演出の野村萬斎は「京都の金剛能楽堂、福岡の大濠公園能楽堂、愛知の名古屋能楽堂、神奈川の横浜能楽堂と、全国の回れなかった場所に行きますので、公演を心待ちにしてくださったみなさま、お越しください。声と身体のみであらわす能狂言の手法は回数を重ねるごとにパワーアップします」とコメントしている。

チケットは現在公式サイトにて抽選受付中(2月26日まで)で、S席1万1000円、A席9900円。

写真/駒井壮介、瀬野匡史(舞台写真のみ)(c)吾峠呼世晴/集英社・OFFICE OHTSUKI

「能 狂言『鬼滅の刃』」

会場:金剛能楽堂(京都府京都市上京区 一条下る龍前町590)
期間:5月24日(水)〜5月27日(土)
料金:S席1万1000円、A席9900円

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