２０２３年度後期に放送される連続テレビ小説『ブギウギ』（ＮＨＫ朝ドラ）。２月１４日、新キャストとして、趣里演じるヒロイン・花田鈴子の最愛の人・村山愛助役として水上恒司、幼馴染のタイ子役として藤間爽子の出演が発表された。

戦後を代表する歌手・笠置シヅ子さんがモデルのヒロイン・鈴子が、昭和の時代を生き抜く姿を描く同作。大阪の小さな銭湯で生まれ育った鈴子が、人気作曲家と出会いをきっかけに大人気スターに駆け上がっていく。

水上が演じる村山愛助は、大阪にある演芸会社「村山興業」の御曹司。鈴子の大ファンだったが互いに惹かれ合っていき、鈴子の人生に大きな影響を与える「運命の相手」という重要な役どころだ。

２０２２年に岡田健史から改名した水上は、今作が朝ドラ初出演となる。「『ブギウギ』を楽しみにお待ちのみなさま、お初にお目にかかります。この度、村山愛助役を授かりました水上恒司と申します。村山愛助を演じられるのは世界で私だけである自覚を持って、趣里さん演じる花田鈴子と世界で１番ブギウギな音を奏でていきます」と意気込みを語った。

さらに、鈴子の幼馴染で一番の友人であるタイ子役を演じる藤間は、「鈴子とは正反対で引っ込み思案な性格ですが、実はとても芯の通った強い女性です。また、家庭環境が少し複雑という背景もあります。戦後を生き抜いてきたたくましい女性たちの姿を、力強く描いていきたいです。どうぞ楽しみにいてください」と、役どころについてコメントした。

そのほか、鈴子の弟役に黒崎煌代、実家の銭湯「はな湯」の従業員役に宇野祥平、常連客としてなだぎ武、岡部たかし、楠見薫、妹尾和夫といった新キャストが発表されている。