朝ドラ・北條と秋月のバトルが話題、SNS「良い編集者だ」

2023.2.14 19:50

貴司(赤楚衛二)にある提案をするリュー北條(川島潤哉)(C)NHK

(写真4枚)

ものづくりの街・東大阪で生まれ育ったヒロインが、飛行機に出会ったことをきっかけに空の世界へと足を踏み入れる連続テレビ小説『舞いあがれ!』(NHK朝ドラ)。2月14日放送の第93回では、貴司が新作の短歌を編集者に批判されてしまうシーンが描かれた(以下、ネタバレあり)。

貴司(赤楚衛二)の前にファンである秋月史子(八木莉可子)が現れ、複雑な心境になる舞(福原遥)。工場の「IWAKURA」について取材にきた新聞記者・御園(山口紗弥加)から恋愛について聞かれた舞は、貴司のことを思い浮かべる。

そのころ、貴司は短歌の本を出すため新作の短歌を10本作ったが、編集者のリュー北條(川島潤哉)に厳しくダメだしされてしまう。夜になって再び現れた北條は、「自己満足の歌はもういらない。1人でも多くの人間に伝わる歌を書いてほしい」と説得。貴司は北條の求める「恋の歌」を作ると決めるのだった。

今回の放送では、北條がダメだしするたびに貴司をかばおうとする秋月の姿が描かれ、見かねた北條が「自分好みのきれいな短歌だけ書いててほしいんでしょ。美しいソプラノを聞きたいがために少年の成長を止めるような残酷さを感じるね」とたしなめるシーンが話題に。

これまでは軽薄な言動が目立っていた北條だけに、SNSでは「北條さんが突然詩的なこと言ったのでびっくりした」「北條さん、良い編集者さんじゃん」「秋月さんより北條さんのほうがよっぽど貴司くんを理解してる」「秋月さんと北條さんのバトルシーン面白すぎる」など、真摯な姿勢に称賛の声が寄せられている。

放送はNHK総合で朝8時から、BSプレミアム・BS4Kでは朝7時半からスタート。2月15日放送の第94回では、御園が書いた記事が出るが、そこには男性従業員のことが書かれておらず、不満の声があがる。

文/つちだ四郎

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