「京都伊勢丹」新たに和洋菓子3ブランド、期間限定フレーバーも

2023.2.26 07:15

京都初出店となるカヌレ専門店「LA SOEUR」

(写真7枚)

百貨店「ジェイアール京都伊勢丹」(京都市下京区)の地下1階・食料品フロアに2月、新たに2店舗が出店、1店舗が拡大オープンした。

京都初の常設店として、三重県伊勢市名物の「赤福」が2月15日にオープン。また、同社が手がける和洋菓子ブランド「五十鈴茶屋(いすずちゃや)」が併設されており、こちらは三重県外では初出店。季節の移ろいを表現した「節気菓子」(3個入・1200円)、黒豆まんじゅうや羊羹、パウンドケーキなど、常時6種類ほどが揃い、当日に本店から直送される和洋菓子が、街中で手に取ることができる。

同日に、あんこをテーマにした菓子店「京都祇園あのん」が、売り場面積を約5倍に拡大&本店以外で唯一の「店内工房」を併設してしリニューアル。自家製あんことマスカルポーネクリームチーズを求肥で包んだ、同百貨店限定の「生あんぽーね」(1個194円)は、店内工房で手作りした作りたてを提供する。

また同月22日には、こちらも京都初出店となる、福岡発のカヌレ専門店「LA SOEUR」が登場。高さ約5cmと食べ応えのあるカヌレが、定番8種類と季節限定が1〜2種類、約10種がラインアップ。なかでも、バニラカヌレのなかにカスタードクリームを絞った、冷やして⾷べる新感覚の「⽣カヌレ」が⼈気だという。

現在はオープンを記念し、「和」をイメージした「金柑とほうじ茶のカヌレ」(351円)を先行発売。2月28日まで「オープン記念セット」(各日40セット・2501円)として、8種類の詰め合わせが販売中。また3月28日からは、京都伊勢丹限定の「いちご」(品種は未定)フレーバーが登場予定だ。

同百貨店バイヤーの佐伯博宣さんは「地下1階は『マイストア』というのがコンセプトになっています。今までは観光時期に来ていただくといったイメージでしたが、地元のお客様の生活に関わり来店頻度を増やしていただくべく、『日常遣いできる菓子』を意識しています」とコメントした。

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