「リピ確」行列フレンチが手がける本気の惣菜店、大阪駅に誕生

2023.2.18 20:15

2月15日にオープンした「惣菜 フレンチマン」

(写真6枚)

創作フレンチとワインがリーズナブルに楽しめると連日行列ができる「大衆酒場 フレンチマン」(本社:京都市中京区)のテイクアウト専門店「惣菜 フレンチマン」が、2月15日に「エキマルシェ大阪」(大阪市北区)内にオープンした。

■ 開業のきっかけは「家に持って帰りたい」

「フレンチマン」は、京都のビストロ「Bistro仏男フレンチマン」からスタート、低価格で気軽にフレンチが楽しめる「大衆酒場 フレンチマン」4店を展開。今回の総菜店は、そこからさらに進めた「おうちでフレンチマン」がコンセプト。家に持ち帰って温めても、実店舗に近いレベルの料理が再現できるように試行錯誤を重ねた惣菜がショーケースに並ぶ。

手前に並ぶのは「鶏つくねのブルーチーズソーズ」、メニューは店舗をほとんど同じものを採用しているそう

「僕も小さい子どもがいて、嫁さんとどこかに食べに行きたいけど行けない。だから家に持って帰って食べられたらいいな、とずっと思ってた。ママ友との集まりで、ちょっといいものを持っていきたいというときにも使ってもらえたら」と、代表の渡辺哲也さんは話す。

■ 「好きなものをチョイスして」食卓酒場が完成

目を引くのは、各110円の小ぶりなサイズの副菜「キャロットラペ」「浅漬け風ピクルス」「アンチョビキャベツ」「洋風南蛮漬けエスカペッシュ」。いろどりがキレイなので食卓を華やかに演出したいときや、野菜をプラスしたいときに便利だ。全4種類を買っても440円というのはうれしい。

1つ110円の副菜シリーズ

また、惣菜を買って帰る人の心理にも配慮。極力簡単に食卓に出せるように、真空パックの商品はすべて耐熱素材になっていて、別の皿に移し替えることなくそのまま電子レンジで温められる。さらに、容器はシックなブラックや、持ち手がついたスキレットのようなデザインでそのままテーブルに出せる。準備も後片付けも気にせず、リラックスした家飲みが実現できるのも魅力だ。

メインメニューには、実店舗で一番人気の「フォアグラとローストビーフ(1700円)」もスタンバイ。真空パックを電子レンジで温めて、フォアグラの油が溶け出したところでローストビーフにかけると、お店の出来立ての味に限りなく近くなるという。ほかに「グリルチキン柚子胡椒サルサ(710円)」「うにとイクラの冷製パスタ(1980円)」「生ハムとチーズのコロッケ(190円)」などがあり、「好きなものをチョイスして気軽にパーティ気分になってほしい」と渡辺さんは期待を込める。

やわらかく仕上がった和牛100%ハンバーグのトリュフソースと和牛ローストビーフをメインに、前菜などが入ってボリュームたっぷりの「トリュフ弁当」

また、同店限定で、豪華なご褒美弁当「トリュフ弁当」(1500円)も販売しており、現在お弁当は1種類のみだが、ゆくゆくは充実させていきたいとのこと。場所は、JR大阪駅桜橋口から「エキマルシェ大阪」に入ってすぐの右手。営業時間は朝10時~夜10時。

取材・文/太田浩子

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