次期朝ドラのモデル・牧野博士の世界、六甲山で堪能

2023.2.23 09:00

牧野富太郎博士ゆかりの植物をスタンプラリー形式で巡る「博士と てくてくスタンプラリー」(写真は過去のイベントのもの)

(写真4枚)

「六甲高山植物園」「ROKKO 森の音ミュージアム」(ともに神戸市灘区)で3月18日より、植物博士・牧野富太郎にちなんだイベント『六甲山ボタニカルフェア』が開催される。

日本が世界に誇る植物分類学者であった牧野博士。新種や新品種など1500種類以上の植物を命名した。博士は六甲山や氷ノ山など兵庫県の山にも植物採集に訪れており、地域の人々と交流を深めた。「六甲高山植物園」にも開園当時から何度も来園し、講話などをしていたという。

今回、「六甲高山植物園」が2023年5月で開園90周年を迎えることを記念し、牧野博士にまつわる貴重な資料を展示する『牧野の足あと 〜神戸で見つける博士と植物〜』や、ゆかりの植物をスタンプラリー形式で巡る『博士とてくてくスタンプラリー』を開催。次期朝ドラ『らんまん』の主人公のモデルとなっている牧野博士の、神戸での活動にスポットを当てる展示となっている。

また「ROKKO 森の音ミュージアム」では、牧野博士直筆の書画やゆかりの品などを展示した『牧野富太郎のみちくさ〜音楽、書、人々との交流〜』も実施。そのほか、博士が命名した「スエコザサ」「タマノカンアオイ」などを描いたボタニカルアートの展示や、博士ゆかりの楽曲や花にちなんだ楽曲をアンティークオルゴールが奏でる「アロマコンサート」も見どころだ。

期間は3月18日から7月2日まで。開園・開館時間はともに朝10時〜夕方5時(受付は昼4時30分まで)。「六甲高山植物園」入園料は大人900円、子ども450円。「ROKKO 森の音ミュージアム」入館料は大人1500円、子ども600円。牧野博士のイラストが描かれた特別デザインの2施設共通券は大人1900円、子ども950円。

六甲山ボタニカルフェア

日程:2023年3月18日〜7月2日
会場:六甲高山植物園、ROKKO 森の音ミュージアム

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