淡路島・GP1位&2位のあわじバーガー、新作ダブルの名前の由縁は

2023.2.27 11:45

オニオンリングとドリンクがセットの「うずまちピクニックBOX『The あわじ島ダブルバーガーセット』」2200円

(写真4枚)

全国バーガーグランプリでこれまで1位と2位を獲得した、淡路島の人気ショップ「あわじ島バーガー淡路島オニオンキッチン本店」(兵庫県南あわじ市)が、併設する『道の駅うずしお』の全面改装により「鳴門岬駐車場うずまちテラス」に移転。3月5日からの仮営業を機に、同店限定の新メニューが開発された。

『全国ご当地バーガーグランプリ』で2013年1位の「あわじ島オニオンビーフバーガー」や2014年2位の「あわじ島オニオングラタンバーガー」(ともに850円)を輩出した同店。

移転にあたり取締役の宮地勇次さんは、「単なる移転というだけでなく、せっかく訪れてくださるお客さまに満足していただける淡路島の新名物を作りたかった。1位と2位を超える新作にしようという意気込みで、開発に取り組みました」と語る。

そこで考案されたのが、「THE あわじ島ダブルバーガー~淡路島なるとオレンジソース」。これまでと同じく地元食材にこだわりながらも「一番の挑戦は、パテのおいしさが問われる『グルメバーガー』での勝負」と明かす。

というのも、グランプリ1位と2位のメニューなど定番バーガーは淡路島名産の玉ねぎが主軸。そこで今回は、淡路牛100%で粗挽きと細挽きの2種類のミンチをブレンドし、2枚重ねにすることでより肉々しい食感と強い旨味を感じるバーガーに仕上げたのだ。

パテのおいしさが引き立つセサミバンズは、島内のベーカリーに特注。野菜はトマトとレタスに加え、玉ねぎを5ミリ厚のスライスにして2倍の量を挟み込んだ。

ほかにも、放し飼い玉子を使った半熟のフライドエッグで、まろやかさとコクをプラス。さらには、醤油ベースの甘辛味に淡路島の特産・鳴門オレンジで、爽やかな酸味を加えたソースが決め手となっている。

バーガーの統轄店長・榎本さんが中心となり、レストランからショップまで全スタッフ総出でチームを結成して開発に臨んだという同バーガー。「メニュー名の由縁は、2種類の淡路牛ミンチ、2枚のパテ、2倍の量の玉ねぎスライスで、『ダブル』のおいしさが詰まっているから。グランプリ1位と2位に続く、とてもおいしい新作ができました」と榎本さんも自信をのぞかせる。

新作バーガーを楽しめる「うずまちピクニックBOX『The あわじ島ダブルバーガーセット』」は、オニオンリングとドリンクがセットで2200円(単品1500円)。営業時間は朝9時~夕方4時半オーダーストップ(土日祝は朝9時~)、木曜休み(祝日の場合は営業)。詳細は公式サイトにて。

文/みやけなお

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