観光効果3倍の田村淳が福山城城代に、「僕の看板で誘導を」

2023.2.24 11:45

福山城を築いた福山藩初代藩主・水野勝成が所用していたという約20キロある甲冑「革包茶糸威二枚胴具足(かわづつみちゃいとおどしにまいどうぐそく)」のレプリカを着用し、足軽を引き連れて登壇した淳(2月22日・大阪市内)

(写真5枚)

ロンドンブーツ1号2号・田村淳が2月22日、広島・福山市の福山城名誉城代に就任。大阪市内で委嘱式がおこなわれ、委嘱状が渡された。

きっかけは2022年8月28日の築城記念日におこなわれたイベント『福山城400年博 開幕祭』のトークショー。大の城好きで知られる淳が、豊富な知識を交えながら分かりやすく福山城の見どころを語る姿に、「福山城のPRに協力してほしい」と市から依頼し、就任に至ったという。

委嘱式で淳は、「僕がおすすめしたお城は、観光客数が3倍に膨れ上がるっているそうなので、福山城にもたくさんの人に来てもらうよう、力を尽くしたいと思います」と挨拶。

それを受け福山市の枝広直幹市長は、「これまで寝ても覚めても福山城のことを考えていたのですが、これから福山城のことはすべて名誉城代に任せたい。何でもしていただきたい!」と、全幅の信頼を寄せた。

その魅力について、白と黒のコントラストが楽しめる城壁に加え、城内で最も歴史的価値の高い伏見櫓(ふしみやぐら)も必見と声に力を込めた淳。

「伏見櫓をスルーして帰る観光客の方が多いので、『ここを見なきゃ福山城の魅力を半分も理解していないんだぞ』ということを知らせるためにも、僕の看板で伏見櫓に誘導していきたい」と、さっそくPRプランも明かした。

取材・文・写真/岩本

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