町工場芸人が朝ドラ登場、SNS納得の声「さすがほんまもん」

2023.2.27 20:05

堤(西森洋一)に声をかける舞(福原遥)(C)NHK

(写真5枚)

東大阪で生まれ育ったヒロインが成長していく連続テレビ小説『舞いあがれ!』(NHK朝ドラ)。2月27日放送の第102回では、金網を扱う工場の小堺が、舞たちに対し怒りをあらわにするシーンが描かれた(以下、ネタバレあり)。

舞(福原遥)たちがオープンファクトリーの成功を祝い、東大阪の工場で結束しようと話していると、別の工場の社長・小堺(三谷昌登)が怒りを見せる。小堺の工場はひし形金網を作っており、年々仕事が無くなっているという。

経営が苦しい工場はオープンファクトリーの参加すら難しいことを知った舞。昔に比べて工場が減っている現状を変えたい舞は、金網の活用方法を考え始める。その矢先、舞は小堺に呼び出され、工場を畳もうとしていることを知らされるのだった。

今回の放送では、工場「IWAKURA」を訪れた大洋製鋼の堤役として、お笑いコンビ・モンスターエンジンの西森洋一が登場した。西森は実家が東大阪で工場を営んでおり、自身のYouTubeチャンネルで工場に関する動画をアップするなど「町工場芸人」として知られている。

それだけにSNSでは、舞に金網や工場の窮状について教えるという役どころに、「作業服が板についてる」「ナチュラルに東大阪の工場のおっちゃんだった」「東大阪の工場といえばまず西森さんが思い浮かぶ」「さすがほんまもん!」など、納得と称賛の声が寄せられていた。

放送はNHK総合で朝8時から、BSプレミアム・BS4Kでは朝7時半からスタート。2月28日放送の第103回では、小堺が工場を畳もうとしていることを知った舞が、かつて「IWAKURA」が陥った危機を思い出す。

文/つちだ四郎

  • LINE
  • お気に入り

関連記事関連記事

あなたにオススメあなたにオススメ

コラボPR

合わせて読みたい合わせて読みたい

関連記事関連記事

コラム

ピックアップ

エルマガジン社の本