ローランサンやシャネル、京都で1920年代パリのモード展

2023.3.5 09:00

『マリー・ローランサン 《マドモアゼル・シャネルの肖像》』 1923年 油彩/キャンヴァス パリ、オランジュリー美術館 Photo (c)RMN-Grand Palais(muséede l’Orangerie)/ HervéLewandowski / distributed by AMF

(写真7枚)

世界中から芸術家たちが集まった1920年代のパリ。この時代に活躍したマリー・ローランサン(1883~1956)とガブリエル・シャネル(1883~1971)を中心に当時の様子を読み解く展覧会が、4月16日より「京都市京セラ美術館」(京都市左京区)で開催される。

淡い色遣いで女性の美をひたむきに追究した、20世紀初頭のフランスを代表する女性画家のローランサンと、女性の革新的なファッションを提案し、世界的ブランド作り上げたシャネル。同展では、当時のパリの自由と熱気の溢れた雰囲気を象徴するような2人の活躍を、絵画をはじめ、ドレスや資料とともに振りかえる。

同展は4章構成。『狂乱の時代のパリ』では、1920年代の社交界の様子が、ローランサンの肖像画やシャネルを身にまとった女性たちの写真で紹介される。続く『越境するアート』では、国境やジャンルを超えて新しい表現を生み出した当時のパリの芸術界を見ていく。

『モダンガールの登場』では、急速な社会の変遷を背景に登場した新たな女性のファッションを、シャネルのドレスや当時の雑誌資料で紹介。最終章の『蘇るモード』では、2011年のシャネルのコレクションで発表されたドレスにアートとモードの融合を見る。

展覧会『マリー・ローランサンとモード』は、4月16日から6月11日まで開催。入場料は2000円ほか。

「マリー・ローランサンとモード」

期間:4月16日〜6月11日 ※月曜休
時間:10時〜18時(最終入場は17:30まで)
会場:京都市京セラ美術館 本館 北回廊1階
入場料:一般2000円、大高生1500円、小中生700円、未就学児は無料

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