全国の掘り出し物が大阪に、バッグや時計など15万点がずらり

2023.3.5 09:30

『第37回 阪神の質流れ品大バザール』(2日・阪神梅田本店)

(写真11枚)

全国の質流れ品を販売する催事『第37回 阪神の質流れ品大バザール』が、3月1日より「阪神梅田本店」(大阪市北区)で開催されている。

全国から約30店の質屋が参加し、中古品から新品同様の物まで約15万点の「質流れ品」が勢ぞろいする同イベント。ブランドバッグや高級時計、ジュエリーなどがずらりと並び、「掘り出し物が見つかる」と毎回多くの人でにぎわっている。

円安で値上がり傾向にあるブランド品だが、同催事では円安にふれる前の商品を集めることで、一般流通価格の3~5割引きに。手ごろな5万円コーナーから、2980万円の「ダイヤブレスレット」(ハリーウィンストン)まで、幅広いラインアップが揃う。

会場にはブランドバッグがずらり。過去の貴重なデザインも(売り場:神戸ゲンロク質店)

「質屋って時代背景が分かるんです」と話すのは、同イベントに初回から参加する「岡崎屋」の吉田幸司さん。コロナ禍での自粛期間によって掃除をする人が増え、持ち込まれる商品も増加。年配の人が宝石を手放したり、レトロブームの影響で昔のブランド品のデザインが再注目されていたりするという。

また、同百貨店の広報担当者が「男性や若い方も増えており、フリマアプリの普及で中古品が身近になっているのかなと」と話すように、会場には若い女性の姿も多く見られた。

商品は全て現品限り。イベント期間は3月13日まで、営業時間は朝10時~夜8時(最終日は夕方5時まで)。同百貨店8階催事場にて。

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