「軽すぎて神」と反響、ファミリアのランドセルを実際に体感

2023.3.4 21:15

「ファミリア」が手がける国内最軽量のランドセル「air ran(エアラン)」

(写真5枚)

2022年9月に発売された「ファミリア」(本社:神戸市中央区)の国内最軽量ランドセル「air ran(エアラン)」。ランドセル探し(ラン活)の時期とは外れたタイミングでのリリースだったのにも関わらず、受注が殺到。SNSでも「軽すぎて神」話題となり、ランドセル業界に新風を巻き起こした。

そんな注目のランドセルのポップアップが、3月1日より「阪急うめだ本店」(大阪市北区)と「西宮阪急」(西宮市高松町)にておこなわれているということで、小学生の子を持つライターが国内最軽量880gのランドセルを体感すべく会場へ向かった。

■ 「ランドセル=重い」を覆す

軽量ランドセルと聞き、思い浮かべるのはリュックサックのようなカジュアルな背負型バッグ。しかし会場に並ぶのは、従来のイメージと何ら変わらない、艷やかに光る、清楚感を保ったランドセルだった。

「阪急うめだ本店」(大阪市北区)で開催されている「air ran」のポップアップ

「上品で清々しい革のランドセル」に憧れを抱く保護者は少なくないだろう。しかし実際にラン活を始めてみて浮き彫りとなる問題は、あの独特の「重さ」ではないだろうか。

実際持ってみて、初めて出た言葉は、「軽っ!」。ランドセル特有のズッシリとした重みが無く、片手で軽々と、ストレス無く持ち上がってしまい、思わず感動。「使用する素材を吟味し、軽量化を目指すとともに、かつ耐久性も兼ね揃えたランドセルの開発は、トライアンドエラーの繰りかえしでした」と、広報担当者は話す。

■ アパレルブランドならでは、「ファッション性」も重視

ラン活と言えば、おじいちゃんやおばあちゃんを連れて会場を訪れる家族連れの姿がよく見られるが、実際に興味を持ったのはパパママ世代だったという。この反響っぷりに担当者は、「小学生の子を持つ親が、(自分たちの通学体験も通して)子どもたちの負担軽減にどれだけ関心を持っているのか、今回の軽量ランドセルの発売を機に思い知らされました」と、話す。

カラーは鮮やかなものから落ち着いたトーンまで、全12色スタンバイ

そしてアパレルブランドの特性を生かし、軽量化だけでなくファッション性にも注力。今季は新たに6色加わり、全12色のカラーバリエーションでラインアップ(各6万9300円)。また、別売りでサイドベルトに取り付けて使用するストラップも全12色あるため、好みや差し色としてチョイスすることもできる(各3960円)。

サイド部分には自由に取り外しができるストラップ(全12色)の装着が可能

ランドセルの常識を、ポジティブに打ち破いてくれたハイブリッドなランドセル。3月7日まで「阪急うめだ本店」(大阪市北区)11階の「コトコトステージ112」にて、3月31日まで「西宮阪急」(西宮市高松町)にてポップアップが開催されている。

取材・文/高岡奈津古

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