「R-1には夢がない」問題、新王者が明かす「朝4時入りで東京」

2023.3.5 16:15

「R-1グランプリ2023」王者の田津原(3月5日・大阪市内)

(写真4枚)

3月4日におこなわれた、ひとり芸日本一決定戦『R-1グランプリ2023』(カンテレ)で優勝を飾った田津原理音が翌日5日、所属する「よしもと漫才劇場」(通称:マンゲキ、大阪市中央区)でネタを披露。その後の会見で、優勝後の変化を語った。

優勝から一夜あけた感想について、「さっきの優勝後の初出番で温かい拍手がもらえて、ちゃんと『R-1』を見てもらえてたんだなって実感が沸きましたね」と語った田津原。祝福の連絡は200件以上来たといい、「正月よりおめでとうって言われる」と笑顔を見せた。

そして、「まだ(優勝後)1回しかネタをやってないんですけど、初めて気楽にできました。昨年からずっと同じネタを毎回緊張しながら、ここがウケるかどうかって確かめながらやってきたので。今日初めて楽しんでできたな、という感じでした」とコメント。

昨年の『M-1グランプリ』王者・ウエストランドのネタ中の発言「『R-1』には夢がない」が取り沙汰され、その最中の優勝。記者陣から優勝後の仕事スケジュールを問われると、「さっき東京から帰ってきて、この後1ステ、あとは夜も(出演する舞台が)あったんですけど、明日は『めざましテレビ』に出るので朝4時にフジテレビということで、夜の舞台はホテルからリモートを繋いで出演します。めざましテレビの後はまた大阪に戻ってライブに出ます」と、さっそく東京大阪間の移動が続く多忙さを語った。

続けて、「本来であれば3月の仕事が6日のライブが終わったら、21日まで休みだったんです。2カ月前にスケジュールが出たときに、これはどうしたもんだかと。『R-1』でせめて決勝に、って思っていたんですが、目標より1つ上の結果が出たので、3月の仕事が埋まりつつあって、本当にうれしいですね」と語り、優勝キッカケの変化をよろこんだ。

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