「阪急電車」作家の有川ひろ、兵庫・西宮舞台の短編を書き下ろし

2023.3.16 07:30

第1話はタレント・山之内すずが生朗読(15日・阪急西宮ガーデンズ)

(写真5枚)

関西在住の小説家・有川ひろが3月15日、商業施設「阪急西宮ガーデンズ」(兵庫県西宮市)の開業15周年に寄せて、書き下ろし小説を発表した。

阪急今津線で起こる小さな奇跡の数々を描いた小説『阪急電車』(2011年には中谷美紀主演で映画化)でも知られる作家・有川ひろ。今回は自身初となる商業施設とのコラボレーションで、心温まるストーリーを書き下ろした。

有川はコラボについて、「『阪急電車』のときから阪急さんとはご縁がありますし、映画化の際は撮影のために特別ダイヤまで組んでいただきました。そのご恩を返すならまさに今! ザッツナウ! 最近は宝塚にもどっぷりなので、友の会のチケット抽選なかなか当たらないけど私は友のつもりでいます」と、ユーモアたっぷりにコメント。

気になる内容は、「阪急西宮ガーデンズ」を舞台に、母・娘・従姉が成長してきた15年間の日常を描く短編全4話。春夏秋冬に合わせて1話ずつ公開されるという。

有川はさらに、「ガーデンズができてから、大体の用事が西北で間に合う、ありがたい!とりあえずビールならぬとりあえずガーデンズの皆さま。これからも我々利用者一同、朗らかに、清く正しくガーデンズを楽しんで行きましょう」と、「ガーデンズ愛」溢れるメッセージも寄せた。

第1話「春先の三十路レイディ」は3月15日、プロジェクト発表記者会見でのタレントの山之内すずの生朗読によって発表。特設サイトにて順次公開される。

  • LINE
  • お気に入り

関連記事関連記事

あなたにオススメあなたにオススメ

コラボPR

合わせて読みたい合わせて読みたい

関連記事関連記事

コラム

ピックアップ

エルマガジン社の本