朝ドラ・介護に関する勝の言葉、SNS共感「ほんとその通り」

2023.3.15 19:45

祥子のことをみんなに相談するめぐみ(永作博美)(C)NHK

(写真3枚)

引っ込み思案だったヒロインが、長崎・五島での生活や飛行機との出会いをきっかけに成長していく連続テレビ小説『舞いあがれ!』(NHK朝ドラ)。3月15日放送の第114回では、祖母・祥子が倒れ、一人暮らしが難しくなってしまう(以下、ネタバレあり)。

五島で暮らす舞(福原遥)の祖母・祥子(高畑淳子)が倒れ、一命はとりとめたものの医師から「一人暮らしは避けた方がいい」と告げられる。東大阪に戻った舞と母・めぐみ(永作博美)は、夫・貴司(赤楚衛二)と両親の勝(山口智充)・雪乃(くわばたりえ)に、祥子を呼び寄せようとしていることを告げる。

舞たちが祥子を迎え入れることに賛成する一方、勝は介護の難しさを語る。めぐみは一晩考え抜き、昔から工場「IWAKURA」で働く従業員・章(葵揚)を呼び出す。めぐみが出した結論は、慣れない大阪で暮らすことになる祥子を支えるため、社長を退任し「IWAKURA」を章に任せるというものだった。

今回の放送では、祥子を引き取るというめぐみに対し、勝が「迎える側に相当な覚悟がいると思うねんな」「子育てはだんだん楽になっていくけど、介護はその逆やねんて」と意見を述べるシーンが描かれた。

現実的ながら冷静で思いやりのある勝の言葉に、SNSでは「勝さんの言ってること、ほんとにその通り」「勝さん、言いにくいこともちゃんと伝える。とても思慮深い人だなぁ」「勝さんが情だけでない現実的な視点で意見言ってくれた」など、共感と称賛の声が寄せられた。

放送はNHK総合で朝8時から、BSプレミアム・BS4Kでは朝7時半からスタート。3月16日放送の第115回では、章がめぐみの提案について考える一方、祥子が退院し自宅に戻る。

文/つちだ四郎

  • LINE
  • お気に入り

関連記事関連記事

あなたにオススメあなたにオススメ

コラボPR

合わせて読みたい合わせて読みたい

関連記事関連記事

コラム

ピックアップ

エルマガジン社の本