朝ドラ・めぐみの決意と母への愛に、SNS称賛「泣かされた」

2023.3.16 20:25

祥子(右、高畑淳子)と話すめぐみ(永作博美)(C)NHK

(写真5枚)

東大阪と五島、ふたつの故郷で育ったヒロインが、挫折と成長を繰り返し挑戦を続ける連続テレビ小説『舞いあがれ!』(NHK朝ドラ)。3月16日に放送された第115回では、祥子が無事退院し、めぐみがある決断をするシーンが描かれた(以下、ネタバレあり)。

脳梗塞で倒れてしまった舞(福原遥)の祖母・祥子(高畑淳子)が退院する。舞は母・めぐみ(永作博美)と夫・貴司(赤楚衛二)、娘の歩と五島を訪れるが、祥子は身体がうまく動かず船の運転や畑の世話ができなくなり、落ち込んでしまう。

そんななか、めぐみは工場「IWAKURA」の社長を退任するので、会社の引き継ぎが終わるまで東大阪で暮らしてほしいと祥子に告げる。すべての引き継ぎが終わったら一緒に五島へと戻ろうというめぐみの提案に、祥子は涙を流しながら「大阪に行くけん」と応じるのだった。

前回の放送までは、めぐみが祥子を大阪に呼び寄せようとし、祥子はその提案を断るというやり取りが描かれていた。それだけに、慣れ親しんだ五島を離れたくないという祥子の思いを尊重し、「一緒に五島に戻ろうで」「母ちゃんと一緒に暮らしたか」という言葉をかけためぐみ。

SNSでは「もう、これ以上ないベストの選択だと思う」「ここまでの覚悟と決意とやさしさを示してくれるめぐみさんに、泣かされた」「何がなんでも大阪で暮らそうって言われるより、祥子さんもうれしかっただろうな・・・」など称賛の声が寄せられた。

放送はNHK総合で朝8時から、BSプレミアム・BS4Kでは朝7時半からスタート。3月17日に放送される第116回では、五島の人々と別れを告げ、祥子が東大阪へと移り住む。

文/つちだ四郎

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