R-1王者の田津原理音「生野のためにがんばった」と優勝を報告

2023.3.21 06:30

R―1王者の田津原理音をミュージシャンの経歴を持つ筋原章博生野区長が生歌声で祝福した(3月20日・生野区役所)

(写真4枚)

『R―1グランプリ2023』で優勝した芸人・田津原理音が3月20日、自身が住む大阪市生野区の区役所を表敬訪問し、優勝報告をおこなった。

この日、同区職員一同に拍手で出迎えられた田津原。吉本興業が2017年に『大阪市24区住みます芸人』を発足したときから生野区を拠点に活動し、住みます芸人として地域イベントに参加するなど盛り上げてきた。

筋原章博区長は、「テレビで見ていてとても面白かった。優勝できて職員一同喜んでいる。東京進出の話も出ていると思うが、体が許す限り生野でも活躍していただきたい。本当に体が持たへんかったら、生野区振興大使という進化もあるので、お願いいたします」と、引き続き同区での活躍を期待。

これに対し田津原は、「ぜひお願いします。地元のイベントで培った力も少なからずネタのパワーになっていて、生野区を盛り上げるためには僕自身が優勝するのが一番いいと、生野のためだけにがんばった。今も夢見心地ですが、トロフィーを持ち帰れてすごくホッっとしている」と喜びを伝えた。

また今後の活動について、「これまで全然仕事がなく、10年間ネタしか練習していなかった。ロケ番組とかバラエティ番組とか一杯スケジュールが入ってきて、今入っている仕事は全部初めてのこと。ずっとやりたかったロケでは、生野区にたくさんある銭湯をまわってみたい」と目を輝かせていた。

取材・文・写真/岡田由佳子

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