櫻井翔、約5年ぶりに来阪「私たっての希望」にファンから歓声

2023.3.29 22:13

映画の舞台挨拶では2018年ぶりに来阪した櫻井翔(3月29日・大阪市内)

(写真5枚)

櫻井翔と広瀬すずがダブル主演をつとめた大ヒットドラマの劇場版『映画 ネメシス 黄金螺旋の謎』の舞台挨拶が3月29日、大阪市内でおこなわれた。自称・天才探偵を演じた櫻井が登壇し、本作への意気込みを語った。

同映画は、探偵事務所「ネメシス」に届くさまざまな依頼に挑むミステリー作品。天才的なひらめきで事件の真相を見破る探偵助手のアンナ役を広瀬、人望に厚くてちょっと抜けている探偵・風真役を櫻井が演じている。

監督は、サスペンス映画『22年目の告白ー私が真犯人ですー』などのヒット作を手がけたほか、ドラマ版の総監督もつとめた入江悠。また、『アンフェア』シリーズの原作者である秦建日子が脚本として新たに名を連ねた。

映画の舞台挨拶では、2018年以来5年ぶりの来阪となった櫻井。「声出し」が解禁されたこともあり、櫻井が登場すると満員の会場からは「キャー」という歓声と拍手が沸き起こった。

劇場版の舞台は、ドラマの最終話から2年後の世界。久しぶりに「風真」を演じることの苦労について櫻井は、「ドラマの撮影から1年ぶりに初日を迎えたんですが、ほかに役をやってなかったのスッと(風真に)いけましたね(笑)」と冗談を交えて話していた。また、「広瀬すずさんや江口洋介さんをはじめ、まわりのスタッフもドラマ版とほとんど同じだったので、スッと風真に戻れることができました」と振りかえった。

また見どころについて、「脚本は本当に面白かったが、映像でどう表現されるのか台本上は見えなかった。完成したものを見たときは、背景や映像がすごくてさすがだなと思いました。映像じゃないと体感できないことがこの作品にはあったと思います。これが夢のシーンか現実のシーンか演者としてはすごく難しくて。一度見ただけでは分からないところも多いと思うので、何回でも見て欲しい。」と語った櫻井。

最後に大阪のファンに向けて櫻井は、「今日はありがとうございます。お目にかかれて良かったです。コンサートとかが今はないので、応援してくださる方にお会いする機会がほぼないんですよね。なかなか今日みたいな時間がないので、本日は私たっての希望で、こういう場を設けていただきました。みなさんの前に立てて、実際に見ていただいて、とてもうれしく思っています」とコメント。同作品は3月31日より全国で公開される。

映画 ネメシス 黄金螺旋の謎

3月31日公開
監督:入江悠
出演:広瀬すず 櫻井 翔 橋本環奈 真木よう子 佐藤浩市 江口洋介
配給: ワーナー・ブラザース映画

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