舞いあがれ!最終回、福原遥「1つひとつの言葉に励まされた」

2023.3.31 08:15

NHK朝の連続テレビ小説『舞いあがれ!』の最終回を迎えたヒロイン・舞役の福原遥 (C)NHK

(写真2枚)

長崎・五島と東大阪を舞台に、ヒロインが仲間たちと夢を叶えていく連続テレビ小説『舞いあがれ!』(NHK朝ドラ)。3月31日に最終回を迎え、ヒロイン・舞を演じた福原遥がコメントを寄せた。

2022年10月から半年にわたり舞を演じた福原。舞について、「まだ私のなかには舞がいるので、最終回というのは不思議な気持ちがしています。物語を通して、舞と一緒に私も成長していくような感覚でした。心優しいのはもちろんですが、舞がいつも周りのことを見て周りのために行動するところがすてきで、彼女の生き方や考え方は私に大きな影響を与えてくれたと思います」と語った。

最終回の撮影では、エキストラとして五島の住民たち300人が集まったそうで、「なかには船で移動しなければならない場所から来てくださった方もいて、島のみなさんの温かさや愛情をすごく感じました。また、空に飛び立つシーンではいろいろなことを思い出しましたが、なかでも『お父ちゃんの工場で作った部品で空を飛ぶ』という夢を実現できたというところには私自身もグッとくるものがありました」と振りかえる。

機体を見つめる刈谷博文(高杉真宙)(C)NHK

半年間見守ってきた視聴者に向け、福原は「『舞いあがれ!』は、ちょっとつまずいたときや落ち込んだときなどに、『一歩一歩自分なりに頑張ればいいよ』と背中を押してくれる作品だと思います。みなさまにも繰りかえし楽しんでいただけるような作品になっていたらうれしいです」とコメント。

最後に「多くの方が温かく心優しい言葉で『舞いあがれ!』を応援してくださり、そのひとつひとつの言葉に励まされていました。ご覧になってくださる方々と一緒に歩んだ半年間だったと思います。本当にありがとうございました」と感謝を伝えた。

4月1日は最終週の振りかえり。3日から神木隆之介が主人公を務める連続テレビ小説『らんまん』がスタートする。

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