舞いあがれ!第26週振りかえり・私たちの翼

2023.3.31 08:30

コックピットで最終確認をする舞(福原遥)(C)NHK

(写真5枚)

空を飛ぶことに魅入られたヒロインが、飛行機への情熱を燃やす仲間たちと夢を叶えていく姿を描く連続テレビ小説『舞いあがれ!』(NHK朝ドラ)。4月1日は、「私たちの翼」と題する最終週(3月27日〜31日放送)を振りかえる。

2020年1月。ヒロイン・舞(福原遥)は、短歌作りへの苦悩の末にパリへと旅立つ夫・貴司(赤楚衛二)を見送る。舞は寂しさを覚えつつも、大学時代の先輩・刈谷(高杉真宙)たちが手がける「空飛ぶクルマ」の開発に引き続き協力する。

刈谷たちは「空飛ぶクルマ」の友人フライトを年内に目指しており、そのためには500回以上の飛行試験が必要となる。さらなる人手を必要とする刈谷たちに、舞は浪速大学で航空宇宙工学を学ぶ朝陽(渡邉蒼)を紹介。舞が出会った頃は、東京の小学校になじめず山村留学で五島を訪れていた朝陽だったが、いまや刈谷が感心するほど優秀な学生へと成長していた。

八木(又吉直樹)と話しをする貴司(赤楚衛二)(C)NHK

一方、パリへと旅立った貴司は、自身が短歌の世界に足を踏み入れるきっかけとなった人物・八木(又吉直樹)と再会する。貴司は、短歌を生み出す苦悩を打ち明けているうちに、かつて八木に詩集を贈るほど大切に想っていた相手がいたことを知る。

その相手は「随分前に、自分で生きるのやめよった」と八木は告げるが、「しんどなったらな、会いに行くねん。忘れんために探しに行くんや。その人がおったことのある場所にな」と続け、八木が各地を放浪し続けながら詩を書く理由を明かす。翌朝、八木は貴司に「パリでしばらく暮らしたらええ」「誰の声が聞こえる?話したいことが見つかったら言葉にしてみ」と書き置きを残して、アパルトマンを旅立つのだった。

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