国蝶・オオムラサキの幼虫がひらパーに、飛び立つ過程を身近で

2023.4.5 07:30

約30倍…巨大なオオムラサキのオブジェも(ひらかたパーク)

(写真7枚)

遊園地「ひらかたパーク」(大阪府枚方市)内で、「昆虫」に特化した大規模展示が開催中。9章からなるバラエティに富んだ展示のなか、日本の国蝶・オオムラサキの成長過程が身近で見られるという、珍しいコーナーが登場している。

標本展示はもちろん、6m超えの大型昆虫模型に際どいゴキブリコーナーなど、さまざまな角度から昆虫を楽しめる同展。なかでもおもしろいのが、準絶滅危惧種に指定されているオオムラサキが幼虫〜成虫へと成長していく様子を身近で観察できるブースだ。

北海道から九州まで全国の里山に生息しているオオムラサキ。6月中下旬〜7月中下旬に成虫となり、羽を広げると10センチ近くなるものも。現在展示されているは落ち葉によく似た茶色の小さい幼虫だが、夏に向けて脱皮をして葉と同じ緑色に変化していく。

茶色の幼虫が次々と脱皮、緑井との幼虫が成長!

同ブースでは、ちょうちょYouTuber・チョウタロウ(林太郎)氏監修のもと、映像や立体模型、サナギの仕組みなどがパネル展示。

チョウタロウ氏は「なかなか見ることができない幼虫が脱皮をするたびに落ちる『仮面』のような抜け殻も見ることができます。ちいさな幼虫も、よく見ると愛くるしいので、ここではパネルなどを使って分かりやすく展示しています。こういったチョウの成長過程の展示の取り組みは珍しいので、ぜひ近くで観察していただければ」と話す。『めっちゃ! 昆虫展』は6月25日までの開催。入場料は、おとな(中学生以上)2000円ほか(同パーク入園料含む)。

  • LINE
  • お気に入り

関連記事関連記事

あなたにオススメあなたにオススメ

コラボPR

合わせて読みたい合わせて読みたい

関連記事関連記事

コラム

ピックアップ

エルマガジン社の本