朝ドラ出演の赤楚衛二、関西弁の役に意欲的「またやりたい」

2023.4.1 19:45

『舞いあがれ!』感謝祭に登壇した(左から)赤楚衛二、福原遥、高橋克典(3月31日・東大阪市文化創造館)

(写真3枚)

東大阪と五島が舞台の連続テレビ小説『舞いあがれ!』(NHK朝ドラ)。最終回が放送された3月31日、「東大阪市文化創造館」(東大阪市御厨南)にておこなわれた取材会で、ヒロイン・舞役の福原遥、夫・貴司役の赤楚衛二、舞の父・浩太役の高橋克典が作品を振りかえった。

撮影終了の時点で「もう半年やりたい」とコメントしていたことを受け、最終回を迎えた心境を聞かれた福原は、「半年どころかもう1年やりたいです(笑)。そう思えるくらい、キャストやスタッフの皆さんが温かくて愛のある現場で、毎日が楽しかったので。会えなくなるのが寂しすぎてまだまだやりたいです」と、名残惜しそうな表情を見せた。

大阪府出身なものの、関西弁での演技は今作が初だったという赤楚。両親役の勝(山口智充)と雪乃(くわばたりえ)との会話シーンについて、「後半は、おとんとおかんに絡むシーンがなくて。アドリブどころか会えずに終わってしまったんですよ。消化不良になりつつも、失敗しなくてよかったなって安心している自分がいて悔しいです」と語っていた。

さらに、今後も関西弁の役柄を演じてみたいかを問われると、「やりたいですね。貴司は落ち着いた役なので、テンション高く『何言うてんねん!』みたいな、ワイワイとやりたいなと思ってます」と、意欲的な様子。

それに対し、高橋が「恐ろしいこと言ってるよそれは! 向こうのお父さんとお母さん(勝と雪乃)は、大阪弁に対して厳しくて。俺、3カ月くらいずっと言い続けられてたんだから(笑)」と明かすと、赤楚も「僕も厳しい目で見られるかなと思って・・・。あらかじめ両親が関西出身とアピールしまくって、下駄を履かせていただきました」とすかさずコメントし、和気あいあいとした様子を見せていた。

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