中田カウス「僕はずっとウケ続けている」110円公演日に笑顔

2023.4.1 13:30

左からミルクボーイ、中田カウス、見取り図

(写真2枚)

芸能プロダクション「吉本興業」の創業110周年を締めくくるイベント『特別公演お客様に感謝の日』が4月1日、同社の運営する全国13劇場などでおこなわれ、「なんばグランド花月」(以下:NGK、大阪市中央区)の公演を終えた中田カウス、ミルクボーイ、見取り図が会見をおこなった。

通常は約3000円〜5000円(1公演、劇場により異なる)ほどのチケットが、周年になぞって「110円」という破格となった太っ腹企画。関西では「 なんばグランド花月」「よしもと祇園花月」「よしもと漫才劇場」「森ノ宮よしもと漫才劇場」が対象となり、全公演チケット1万2900枚が完売、全国で総勢355組642人の芸人が参加する。

「今日、僕ら芸人たちは本当にギャラをもらえるのか」「110円やから今日は一段とお客さんが温かい」など、公演中の漫才も「110円」を笑いに変える芸人が多々いるなか、1公演目のトリをかざったのは、芸人の素顔に迫る『中田カウス 漫才のDENDO』。ゲストに見取り図が登場し、コンビを組むキッカケや過去のファンとの交流でのやらかしエピソードなどについて明かした。

その後の会見では、「(見取り図)盛山くんが今日で引退をすることに・・・」と切り出したカウス。ツッコむ盛山をよそに、「過去に警察学校に通っていて優秀な生徒だったらしいんです。何でか今漫才をやっているんですけど、最近親しい警察の方から情報を手に入れたら「おとり捜査」だと。大阪府警がパクりそこねた中田カウスを・・・」と、節が炸裂し、「とんでもない記事になりますよ!?」と周りが焦る一幕も。

また、同イベント名になぞった「お客さんに感謝したことは?」との記者陣の問いにカウスは、「お客さんは絶えずやさしいんですけどね・・・僕はずっとウケて続けていますから」とキッパリ。「笑いのゾーンというものがあるんですね。そこに入ると頭のなかがスローモーションになる。そういったことがこれまでに2〜3回はありましたね。こんな感覚があるのかと」と過去を振りかえった。

最後に「この1年間、本当にお祭り騒ぎのようでした。全国を回って改めて感じたことはやっぱり愛されているということ、劇場は一番大事にしないといけないということ。リピーターを増やし、そこから新しいお客さまに・・・いつも時代を切り取ってみなさまに見ていただかないとと、再認識致しました」とコメントした。

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