神戸の洋食を食べ歩き、名店揃いのイベントが大阪・梅田で

2023.4.6 16:30

90年の歴史を持つ「御影公会堂食堂」の「ビーフシチュー」(2000円)

(写真11枚)

神戸の洋食店が集うイベント『神戸 洋食の世界2023』が、百貨店「阪神梅田本店」(大阪市北区)で4月12日からスタートする。

1868年の開港により、日本に西洋文化を広めたと言われる神戸洋食店にフォーカスした同イベント。2回目となる今回も、時代を超えて愛され続ける店が数々登場し、会場では神戸洋食の食べ歩きが叶う。

出店するのは、神戸・元町で有名な行列店「洋食クアトロ」や、自家製・手仕込みにこだわる長田区の「洋食ポンシェル」、さらには90年間引き継がれる伝統レシピで作る「ビーフシチュー」が絶品の「御影公会堂食堂」など、名店揃い。

なかでも注目は、新開地に70年の歴史を誇る「グリル一平」。阪神淡路大震災で店舗が被災し、当時の店主が店じまいを決意するも、常連客が店を建て替えて営業を再開させたという逸話を持つ老舗店が、期間限定で大阪・梅田に登場する。

販売されるのは、完成までに5日間かかるというデミグラスソースを使ったハンバーグを豪快にご飯に乗せた「デミバーグライス」(1320円)と、「ヘレビーフカツサンド」(1800円)。神戸っ子が愛する洋食が一挙に揃い、ハシゴできてしまう貴重な機会となる。

期間は4月17日まで。営業時間は朝10時〜夜8時(ラストオーダーは夜7時半)。開催場所は「阪神梅田本店」1階の食祭テラスにて。

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