想像力が試される…大阪で「アート×音楽」展、お宝レコードも

2023.4.9 10:30

開催中の展示『20世紀のイメージとサウンド~音楽でたどる大阪府の美術コレクション~』

(写真6枚)

美術作品と音楽を紐付けた展覧会『20世紀のイメージとサウンド ~音楽でたどる大阪府の美術コレクション~』が、「大阪府立江之子島文化芸術創造センター enoco」(大阪市西区)にて開催中だ。

大阪府が所蔵する美術作品「大阪府20世紀美術コレクション」を新たな視点で楽しんでほしい、との思いで企画された同展。音楽プロデューサーで「enoco」名誉館長の立川直樹氏が、独自の視点でアートと音楽を融合させた。

そのため会場には、藤本由紀夫や横尾忠則といった芸術家の作品と、各作品から着想を得たレコードジャケット、さらにそれに寄せた立川氏の解説が並んで展示されている。ちなみにジャケット単体でも「ザ・ビートルズ」や「ボブ・ディラン」など錚々たるラインアップとなっているので、音楽好きにはそれだけで価値のあるものだとか。

同館学芸員・長田絵美さんは「音楽を聴くとき、今ではPVがありますが、それがなかった時代にはレコードジャケットの視覚効果が不可分なものでした。音楽好きの方は『なんでこの組み合わせ?』、初心者の方は『どんな音色だろう?』と想像しながら楽しんでいただければ」と語る。

同展は「大阪府立江之子島文化芸術創造センター enoco」1階・多目的ルーム4にて。時間は朝10時〜夕方6時(最終日は昼3時まで)、入場料は無料。

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