カルティエCEO、万博に向け来阪「女性の役割はますます重要」

2023.4.8 09:00

左から⽯⽑博⾏氏、エズ・デヴリン氏、シリル・ヴィニュロン氏、宮地純氏

(写真5枚)

2025年の『大阪・関西万博』に、ジュエリーブランド・カルティエ(本社:フランス)が「ウーマンズ パビリオン (in collaboration with Cartier)」を出展。それに伴い4月7日、同ブランドCEOのシリル・ヴィニュロン氏が来阪した。

「いのち輝く未来社会のデザイン」をテーマに、大阪湾岸部の夢洲(ゆめしま)地区で、2025年4月から半年開催される『大阪・関西万博』。「ウーマンズパビリオン」は、2020年の「ドバイ万博」に続く出展となり、社会における「⼥性の貢献」に光を当てたものだ。

CEOのヴィニュロン氏は、⽇本国際博覧会協会事務総⻑の⽯⽑博⾏⽒らと「大阪府咲洲庁舎」(大阪市住之江区)で会議をおこない、その後会見に登壇。日本には過去12年ほど住んでいたと明かし、「大阪は来るたびに活気に溢れた都市だなと感じております」と笑顔を見せた。

そして、「日本でも多くの女性が活躍していますが、経済的に十分な報酬が得られる仕事に必ずしも就いていない現状があります。これから女性の役割はますます重要になっていく。グローバルに活躍する女性を支援する『ウーマンズパビリオン』の大きな役割について意見を交わしました」とコメント。

同パビリオンのクリエイションならびにキュレーションを担当したデヴリン氏は、「今回の万博において一番重要なのは『建築』だと思っています。それは物理的な建築物ではなく、パビリオンにいらっしゃるすべての方たちの『頭のなかの構造』を大きく変えていくということ。そのことによって日本、世界の女性のみなさまに貢献できたらと」と意気込んだ。

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