大久保嘉人氏、甲子園で始球式「超速で130キロ出た気持ち」

2023.4.8 17:15

阪神タイガース 対 東京ヤクルトスワローズ戦の始球式に登場した大久保嘉人氏(4月8日・阪神甲子園球場)

(写真5枚)

『J:COM 超速ネット光デー』として4月8日、「阪神甲子園球場」(兵庫県西宮市)で開催された「阪神タイガース 対 東京ヤクルトスワローズ」戦で、サッカー元日本代表FW・大久保嘉人氏が始球式に登場した。

自身の選手時代の背番号13を付けたユニフォームに身を包み、甲子園のマウンドに立った大久保氏。イベント名にちなみ「超速」ピッチングを目指したスピード感あるストライク投球で、試合前の会場を熱く沸かせた。

初めての阪神甲子園球場での始球式を終え、大久保氏は「小さいときから見ていましたし、大阪で常に阪神を応援していて、プライベートで甲子園へ応援に来たこともあります。この甲子園のマウンドに立てると思っていなかったです。桧山さんの応援歌がすごく耳に残っていて、ああいいなあって。サッカーとはまた違う雰囲気で、すごいなと思いました」と興奮気味にコメント。

自身のピッチングについては、「思いっきり投げて、自分のなかでは『超速』で130キロぐらい出たと思います。95点はありますね。どうなるかな、暴投したらどうしよう、と不安で、でも思いっきり行こうと思って、全力で投げました。歓声もあがったので良かったと思います」と満足した様子だった。

最後に「自分もマウンドに立ってわかったんですけど、このファンの方たちの声援というのは、選手全員に強い力を間違いなく与えるなと感じました。大きな拍手や歓声をあげる人も、野次する人もいるだろうけど、みんなが選手に向けて歓声なりいろんな声をかけてほしいなと思います。そうすれば間違いなく優勝できると思います」と、ファンに呼びかけた。

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