チームナックス・戸次重幸「赤裸々な人間の欲望が大好き」

2023.4.23 20:00

舞台『幾つの大罪~How many sins are there?~』で作・演出をつとめる戸次重幸

(写真6枚)

「ミスター残念」という異名を持つ快活なキャラクターで、舞台やドラマ、映画で活躍する傍ら、バラエティ番組に出ては茶の間さえも沸かす・・・という多彩な才能の持ち主・TEAM NACSメンバーの戸次重幸。

今回は、そんな戸次が作・演出をつとめる舞台『幾つの大罪〜How many sins are there?〜』の大阪公演が4月28日より上演される。本作についてはもちろん、彼が今「本当に作りたいもの」、また2023年で27年目を迎えたTEAM NACSの在り方について、改めて振りかえってもらった。

写真/Ayami

■ 「例えるなら『ナックス・ホールディングス』」

──3月にはナックス27歳のお誕生日を迎えられましたね。おめでとうございます!

もう27周年なの!?

──はい。1度きりだと思って結成したナックスが、こうして今もあるということ。結成当時は想像できていましたか?

もちろん想像していなかったです。仮にしたとしても次の公演までで、その次の次すら想像できていなかった。でも(2004年に)東京に出てきて、「全国規模での公演が打てるぞ!」となってからは、ぼんやりと考え始めましたね。もしもまだ札幌だけにとどまっていたら、「ずっと一緒にいる5人」にはなっていなかったと思います。

2323年で27周年を迎えるTEAM NACSについて語る戸次

──「ナックスとしてやっていこう」とビジョンが見えたのは東京進出がきっかけだったんですね。今でもやはりいつでも帰れる「ホーム」のような存在なのでしょうか?

それが特にそういうことでもなくて。5人でやる公演がホームというよりは、舞台上がホーム。自分が客演として出演する舞台も、ナックスとしての舞台も、ソロプロジェクトとしての舞台も、そこがホーム=生業という思いがありますね。

──ほかのメンバーはどういう感覚なんですかね?

よく僕が言うのはホールディングス。例えるなら「ナックス・ホールディングス」なんです。独立した企業がその期間だけキュッと集まって、企画に没頭する。「ナックス」というホールディングス名を持ってそのプロジェクトにあたる・・・そういう感じなんですよね。だから長く続いてるんだと思います。

舞台『幾つの大罪~How many sins are there?~』

会場:森ノ宮ピロティホール(大阪府大阪市中央区森ノ宮中央1-17-5)
期間:4月28日(金)〜4月30日(日)
料金:8500円

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