「なぜ京都に!?」世界が驚く、マラドーナ着用ユニの展示会

2023.4.15 12:00

マラドーナ本人のサイン入りのユニフォームも

(写真6枚)

「サッカー史上最高の選手」とサッカーファンやメディアで語られる、アルゼンチン出身のマラドーナとメッシのお宝アイテムを間近で鑑賞できる展示会『「二人の史上最高」展』が、「京都アバンティ」(京都市南区)で4月14日よりスタートした。

共にアルゼンチン出身の2人のアイテムコレクターで、「カサトレジャパン」(本社:東京都千代田区)の社長・永井孝英さん所有のコレクションを約100点集めたファン垂涎の同展。

コレクションのきっかけは、永井さんが小中学生のころ、当時の日本では見る方法がなかったマラドーナの試合をどうしても見たいと、マラドーナが所属するチームに直接「ビデオを送ってほしい」とスペイン語で手紙を書いたことから。なんと実際にビデオを送ってもらうことができたうえ、マラドーナ着用ユニフォームが送られてきたといい、その感激から45歳の今に至るまで長い年月をかけて集めたという。

その内容は、「神の手」と「5人抜き」といったマラドーナの歴史のなかでも最も有名な『W杯メキシコ大会』(1986年)でマラドーナが実際に着用したユニーフォームや、『W杯カタール大会』(2022年)のメッシの選手支給用ユニフォームをはじめ、「なぜ日本に!?」と世界が驚くレアアイテムがずらり。

「太ってて、喜怒哀楽があって人間臭くて、めちゃくちゃ。でも憎めない。サッカーファンというよりマラドーナファン。そのマラドーナのすごさを知ってもらうために、若い人には入り口が必要なので、メッシのアイテムも集めています」と永井氏が語るコレクションは、アルゼンチン代表やナポリ(イタリア)という有名どころのみならずセビージャ(スペイン)やボカ・ジュニアーズ(アルゼンチン)と、マラドーナ率がかなり高い。

2022年W杯カタール大会のメッシの選手支給用ユニフォーム

なかには汚れや血がつき、破れたままのユニーフォームや「マラドーナ結び」で有名な長い靴紐がつけられたままのスパイクなど、着用当時のリアルな痕跡が残ったアイテムも。約400点所有のコレクションを持つ永井氏は、「期間中に増やしたり、また新しく届くものもありますよ」と期待を持たせる。

同展の開催は5月14日まで、場所は「京都アバンティ」(京都市南区)1階の特設会場にて。入場料は大人1000円・小中学生500円。

取材・文・写真/上地智

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