舞台は夜の森、神戸どうぶつ王国にモモンガが飛ぶ新エリア

2023.4.21 14:00

4月21日より公開される神戸どうぶつ王国の新エリア「モモンガの夜〜動物たちの世界〜」ではニホンモモンガなどが観られる

(写真3枚)

神戸ポートアイランドにある動植物園「神戸どうぶつ王国」(神戸市中央区)に4月21日、新エリア『モモンガの夜〜夜の動物たちの世界〜』が誕生。静かな夜の森を再現した空間で、夜行性の動物たちの活発な姿に出合うことができる。

同エリアに集まるのはモモンガやコウモリ、フクロウなど夜の森に生きる動物9種。そのうち4種は同施設初登場で、日本各地で絶滅危惧種となっている貴重な固有種・ニホンモモンガや、大きな目と耳が愛らしいアフリカにすむショウガラゴなどが仲間入り。

テニスコート1面分ほどの広さのエリアには、生息地さながらの環境をリアルに再現。人間が目を凝らさないとわからない環境で、自由自在に動き回る動物たちの存在が感じられる仕組みになっている。

入ってすぐのブースでは、森の忍者と言われるほど俊敏なニホンモモンガが出迎え、奥に進むと洞窟に群れで暮らすエジプトルーセットオオコウモリがあらわれる。特殊な目を持つものや耳に頼るもの、超音波で感じ取るものまで、さまざまな方法で暗い世界で生き抜く知恵が垣間見える。

同園の副支配人・宮本さんによると、数日前に動物たちの移動を終えたばかりとのこと。オープン日には新しい環境に慣れた姿を見られるそうだ。場所は同施設の北チケット売り場すぐ。営業時間は朝10時から夕方5時で、GW期間は休まず開園する。

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