近藤頌利、自身の裸に「役としては100点」筋トレはあえてせず

2023.4.14 06:45

グルメドラマ『全ラ飯』(カンテレ)の主演・近藤頌利(4月13日・大阪市内)

(写真3枚)

全裸でご飯を食べる習慣を持つサラリーマン・颯太と、その秘密を知ってしまったゲイの青年・千尋の、ムズきゅんな関係が描かれるドラマ『全ラ飯』(カンテレ)。同作がテレビドラマ初主演となる、若手俳優・近藤頌利(しょうり)の会見が4月13日におこなわれ、今回の売りとなる「全裸」にまつわる質問が、記者から集中した。

大阪の俳優集団「劇団Patch」に所属し、『ハイキュー!!』などの2.5次元の舞台で知られる近藤。高校時代はバレーボール部に所属したアスリート系男子で、日頃からジムで身体を鍛えるのが好きなので、当然「全裸」には自信があったそうだ。

「今回は『鍛えないで』と言われたので、裸のシーンが終わるまで、筋トレはNGにしていました」と、エリートサラリーマンという役柄に合わせて、細身で柔らかめの身体に調整。そのときの身体は「(以前より)めちゃくちゃ細くなって、久々にジムに行ったら、ベンチプレスが上がりにくくなりました。役としては100点だけど、個人としては60点ぐらいです(笑)」と自己評価した。

近藤演じる主人公・颯太が全裸でご飯を食べるのは、仕事のストレス発散のためという設定。一方近藤の最近のストレス発散法は、1年前からはじめた草野球とのこと。ポジションはピッチャーで、毎週早朝に汗を流しているそうだ。

「どんなに多忙なスケジュールでも、その時間が空いていれば、朝6時から(野球に)行ってます。みんなから『疲れないの?』と聞かれるけど、心も体も楽になるので、前の日の晩から『明日は5時起きだ』と楽しみにしています(笑)。僕にとっては、心のケアですね」と、全裸にご飯を食べる必要もないほど満たされている模様。

一方で、「あまりほかの人には知られたくない趣味や習慣」という質問には、「いっぱい汗をかいたあとの自分の身体とか、靴下の匂いとかを、ついつい嗅いでしまいますね。あと汗が乾いて塩がふいたようになった時の、ザラザラした感触をチェックしたりしちゃいます」と、少々フェチなクセがあることを打ち明けた。

ドラマ初回放送前日に、29歳の誕生日を迎えた近藤。「30歳までに映像の現場を経験して、芝居を深めていきたいと思っていたけど、ありがたいことに28歳で撮らせていただけました。記念すべきドラマをたくさんの方に見てもらって、心に残ってくれたらいいなあと思います」と希望を語った。

近藤とゆうたろうのほかには、片山友希、岡宏明、山中聡、フィガロ・ツェンなどが出演。ドラマは4月13日の深夜0時25分からスタートし(初回のみ0時40分~)、毎週木曜放送。「TVer」の見逃し配信に加えて、世界最大級のLGBTQコンテンツ専門の配信プラットフォーム「GagaOOLala」にて、世界120カ国以上で配信される。

取材・文・写真/吉永美和子

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