平安衣装で練り歩き、京都三大祭り「葵祭」が4年ぶり開催

2023.4.18 08:30

京都で4年ぶりに開催される葵祭の過去の様子

(写真4枚)

京都の三大祭りのひとつ「葵祭」の「路頭の儀」が5月15日に開催。コロナによる影響で開催を中止していた同祭りが、4年ぶりに京都の地で執りおこなわれる。

約1500年前に始まったとされる「賀茂御祖神社」(下鴨神社、京都市左京区)と「賀茂別雷神社」(上賀茂神社、京都市北区)の例祭。5月初旬からさまざまな行事(前儀)がおこなわれ、祭り当日の5月15日には、約8キロにも及ぶ距離(京都御所〜下鴨神社〜上賀茂神社)を平安装束をまとった人々が練り歩く「路頭の儀」が開催される。

「路頭の儀」は葵祭のメインイベントで、総勢500人の大行列。新緑の風物詩として京都人に親しまれてきたが、コロナ禍で中止を余儀なくされてきた。2023年の開催が発表された際は、SNSなどでも大きく話題に上がった。また、葵祭のヒロインでもある「第65回斎王代(さいおうだい)」には、京都市出身の女性が選出されたことも発表された。

同祭りでは、行列をゆっくり堪能できる有料観客席があり、現在購入できるのは「京都御苑(京都市上京区)」の2列目以降3500円のみ(各チケットサイトにて販売中)。一般席には、解説付きのパンフレットが配布されるという。

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