朝ドラ・竹雄演じる志尊淳の表情に、SNS「切ない…」の声

2023.4.18 19:45

蔵人の幸吉(笠松将)と話す綾(佐久間由衣)(C)NHK

(写真1枚)

造り酒屋「峰屋」の跡取りとして生まれた主人公・万太郎が、明治の世を情熱的に生き抜く姿を描いた連続テレビ小説『らんまん』(NHK朝ドラ)。4月18日放送の第12回では、万太郎の東京行きが決まるなか、姉の綾は酒造りを通して蔵人の幸吉と距離を縮めていくシーンが描かれた(以下、ネタバレあり)。

峰屋の酒を「内国勧業博覧会」に出品することになり、東京行きが決まった万太郎(神木隆之介)。万太郎が「憧れの植物学者に会える!」と喜ぶ一方、姉の綾(佐久間由衣)は博覧会が気になるあまり、縁談を破談にしてしまう。

落ち込む綾だったが、蔵人の幸吉(笠松将)に酒造りについて教えてもらうなかで元気を取り戻す。綾は幸吉の協力のもと、「濃い口」の酒を作る。博覧会のための酒を試飲する際、新たに作った酒を提案した綾だったが、「そんなさもしい酒、下げなさい」と、祖母・タキ(松坂慶子)の怒りを買ってしまうのだった。

https://twitter.com/asadora_nhk/status/1648174515342524416

かつて綾が酒蔵に入り、強く叱責された際に落としたかんざしを幸吉が拾っていたことが明らかになった今回の放送。せっかく作った酒を否定され、謝る綾にかんざしを返し、「綾さまが今も酒造りをお好きでよかった」と告げるシーンに、SNSでは「綾ちゃんの酒造りへの思いの一番の理解者だね」「初めて理解者と会った綾さまの気持ち(泣)」といった声が相次いだ。

また、万太郎のお目付け役・竹雄(志尊淳)が、距離を縮めていく2人を複雑そうに見つめる描写もあり、「竹雄の気持ちが~切ない・・・」「幸吉いいよね・・・綾さまが惹かれるのわかる。でも竹雄のあの顔見ちゃうと・・・」「竹雄は死んでも気持ち言わないよね。竹雄ぉぉ・・・」など、竹雄に同情する声も上がっていた。

放送はNHK総合で朝8時から、BSプレミアム・BS4Kでは朝7時半からスタート。4月19日放送の第13回では、東京に到着した万太郎と竹雄は、酒の品評会に参加する。

文/つちだ四郎

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