三谷幸喜「正解にたどり着いた感じ」、伝説作が6月に放送決定

2023.4.25 21:15

舞台『笑の大学』に出演する瀬戸康史(左)と内野聖陽(右)

(写真1枚)

三谷幸喜が作・演出を手掛けた舞台『笑の大学』が6月、WOWOWにて放送されることが決定した。本作のために三谷が探し続けたと言われるキャスト2人のインタビューも公開される。

1996年、西村まさ彦×近藤芳正のタッグで初演した同作。作品を上演するにあたって「検閲」が必要だった昭和初期を舞台に、検閲係と作家が互いの立場にかけてしのぎを削るが・・・物語は予期せぬ展開に転がっていく。大の「笑い好き」としても知られる三谷、同作にはまだ彼が放送作家だった頃の実体験も反映させたと言われており、初演からときが経っても今なお語り継がれる名作だ。

そんな同作が2023年2〜4月、25年ぶりに再演。「本当にこの作品を託したいと思う俳優が2人そろわない限り、上演したくない」とまで三谷は断言していたため、再演版キャストとして選ばれた内野聖陽・瀬戸康史には観客からの熱い視線が注がれた。

「内野さんと瀬戸さんと僕とで作ったこの公演に関しては、多分正解にたどり着いた感じはすごくあります」(放送予定のインタビューから一部抜粋)と本作を振りかえる三谷。『WOWOW』では、3月におこなわれた東京公演の模様と3人のインタビューが放送される(放送日は未定)。

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