大丸梅田店、10社が競った「最高の百貨店立地」で40周年

2023.4.25 07:00

大丸梅田店

(写真3枚)

4月27日、百貨店「大丸梅田店」(大阪市北区)が開業40周年を迎える。

国鉄(現JR)の「大阪新駅ビル(大阪ターミナルビル)」の核テナントに同店が内定したのは、1978年のこと。当時の「最高の百貨店立地」とも言われたエリアには、10社に及ぶ企業が出店競争に参加したという。既に基幹店「大丸心斎橋店」があったが、至近距離で出店した背景には、関西随一のターミナルであり、今後も発展が予見されていた梅田地区にくさびを打ち込む、という意図があったそうだ。

2011年には、「百貨店なのに・・・」をキャッチフレーズに、大規模な増床&リニューアルを実施。日常遣いのなかに便利さを追求した「高感度×デイリー」を目指し、ラグジュアリーブランドや食品フロアを充実させた。また現在も、百貨店内では珍しい「ニンテンドーオーサカ」「ポケモンセンター」「ワンピース麦わらストア」などが揃うエンタメ特化型のフロア、お得なチケットが当たる「ガチャガチャ」などの遊び心溢れる企画を打ち出し、来客者を楽しませている。

40周年記念として、航空会社「Peach」(本社:大阪府泉南郡)とコラボした「食くじ(たべくじ)」の実施、「大人のお子様ランチ」や「レモンパイ」といった懐かしのメニューの復刻、3月に開業した「大阪駅(うめきたエリア)」(運営:JR西日本)に停車する「特急 くろしお号」を駆使し、和歌山・勝浦漁港から取り寄せる新鮮な「生きはだマグロ」の販売など、さまざまな企画をおこなう。

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