大阪メトロの「未来型」車両、デビュー延期で6月下旬から

2023.4.28 07:00

「Osaka Metro」中央線の新型車両400系

(写真6枚)

「Osaka Metro」(本社:大阪市西区)は、中央線の新型車両400系の運行開始日を、6月25日に延期すると発表した。

『大阪・関西万博』をきっかけに、最新の車両技術を駆使して誕生した400系。中央線を運行している20系車両の更新車両および、他路線へ転用する24系車両の置き替え車両として導入される予定となっていた。

前面形状をガラス張りにし、四隅にLEDヘッドライトが付いた宇宙船を意識させるデザインの同車両。車体や座席には中央線カラーの緑があしらわれている。また、車両状態の常時モニタリングや自動運転実証実験などの新たな技術開発にも取り組む、未来型の車両となっている。

2023年4月のデビューを目指し試運転を繰りかえしていたが、機器の調整に時間を要したことから延期が決定。6月25日に運行開始することが発表された。

同社は、「運行開始をお楽しみにお待ちいただいていたみなさまには申し訳ございませんが、何卒、ご理解くださいますようお願いいたします」とコメント。運行ダイヤについては、駅の混雑など安全上の観点から公開しないとのこと。

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