遺跡にトカゲ…? 奈良の「新・爬虫類スポット」が攻めてる

2023.4.30 10:45

「NARA IKIMONO MUSEUM(奈良いきものミュージアム)」(奈良市二条大路南)

(写真12枚)

「いきものと目が合う」がテーマの新スポット「NARA IKIMONO MUSEUM(奈良いきものミュージアム)」(奈良市二条大路南)が、4月28日にオープン。100種を超える生き物たちも注目だが、ユニークすぎる展示空間が大きな話題となりそうだ。

施設内は6つのエリアで構成され、それぞれに生き物をイメージした装飾が施されている。例えば『しとしと』エリアでは、中央に巨大な流木アート作品が鎮座。よく見ると、星型のランプや海外の仏像風オブジェのなかに『ゴジラ』のモデルとも言われるアンボイナホカケトカゲをはじめ、イグアナ、魚、ヘビたちが共存するという大胆なもの。「ここは『遺跡が眠る秘密のジャングル』をイメージしました」と話すのは同ミュージアムをプロデュースしたGA☆KYOさん。

カオス…海外の大仏風オブジェとトカゲが共存する展示

先に進むと、オレンジ×白のボーダー柄がキュートなヘビなど、かわいらしい生き物が集まる『ぷるぷる』エリアに突入。中央には、まるでUFOのような水槽があり、周囲には気持ち良さそうに泳ぐウーパールーパーの姿が。そして水槽の半円部分は上から水が吹き上げる作りになっている。

UFO型水槽に、ウーパールーパーと熱帯魚が混泳する「ぷるぷる」エリア

ほかにも、砂漠をイメージした水槽で、恐竜やガイコツのオブジェとトカゲたちが共存する「カラカラ」エリアや、素手では触れない生き物たちをすくうデジタルコンテンツ「いきものすくい」といった一風変わった展示の数々がスタンバイ。

場所は、複合商業施設「ミ・ナーラ」4階で、時間は朝10時〜夕方6時(最終入場は5時半)。料金は、中学生以上1200円・小学生800円。

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