長澤まさみ主演のドラマ「エルピス」、ギャラクシー賞で入賞

2023.4.28 20:45

ドラマ『エルピス―希望、あるいは災い―』より、長澤まさみ、眞栄田郷敦 (C)カンテレ

(写真1枚)

放送批評懇談会により、優秀なテレビ番組やラジオ、CM、報道活動に贈られる「ギャラクシー賞」で、第60回(2022年度)下期選考がおこなわれ、長澤まさみ主演のドラマ『エルピス―希望、あるいは災い―』(カンテレ・フジテレビ系)が、テレビ部門の入賞作品に選出された。

スキャンダルでエースの座から転落した局アナ・浅川恵那(長澤)が、新米ディレクター・岸本拓朗(眞栄田郷敦)や政治部の官邸キャップ・斎藤正一(鈴木亮平)とともに冤罪疑惑を追っていくなかで自分の価値を取り戻していく同ドラマ(2022年10月〜12月放送)。権力の腐敗やテレビ報道のあり方にメスを入れ、忖度なしの描写が視聴者から高く評価されていた。

また主演の長澤は、同賞のテレビ部門・個人賞にも選ばれており、選評では「ドラマの序盤では嘘を飲み込めず嘔吐するヒロインをひりひりするような痛々しさで演じ、中盤以降では権力に屈しない強い意志を持つ報道キャスターへと変貌していくプロセスを力強く演じ切り、難しいテーマを扱ったドラマに奥行きと説得力を与えました」とされた。

今後、本作を含む下期入賞作品と上期入賞作品を対象に最終選考がおこなわれ、5月下旬に「大賞」「優秀賞」「選奨」が発表される予定。

  • LINE
  • お気に入り

関連記事関連記事

あなたにオススメあなたにオススメ

コラボPR

合わせて読みたい合わせて読みたい

関連記事関連記事

コラム

ピックアップ

エルマガジン社の本