阿佐ヶ谷姉妹、結成16年目で「いよいよ変わろうとしている」

2023.5.6 20:45

4年ぶりに単独ライブをおこなう阿佐ヶ谷姉妹、(左から)木村美穂、渡辺江里子

(写真7枚)

■ 「美穂さんは昔から、ずっとヤバい人」(江里子)

──近年の『M-1』は、優勝者はもちろんのこと、ファイナリストも仕事量が増えて芸人人生がガラッと変わるイメージです。一方、阿佐ヶ谷姉妹は「変わらないことの尊さ」を持っていらっしゃいますよね。だからもし決勝に残って人生が変わったら、阿佐ヶ谷姉妹が阿佐ヶ谷姉妹じゃなくなるんじゃないかって感じていました。

春らしいポースをキメてくれた2人、撮影中もトークが止まらない

江里子「確かにそこが阿佐ヶ谷姉妹らしさでもあり、でも変わらずにここまで来てしまったことで、テレビ番組などで求められるものに十分応えられていない気もするんです。だから弱点でもあると感じています。もっとおもしろいおばさんになりたいけど、そのために必要なことってほかにもある気がしていて」

美穂「そうそう」

江里子「美穂さんは武士みたいな人なので、変わらなくて良いと考えているかもしれませんけど。だってコントで、炊飯器のなかにガンダムのプラモデルを入れて炊き上げる料理教室のネタとかやろうとしている人ですから。美穂さんは昔から変わらず、ずっとヤバい人なんです」

美穂「千鳥のノブさんにも『ヤバい人』と言われたことがあったわね。ヤバくてもおもしろければ良いけど、私の場合はただただヤバい人ですから(笑)。そう考えると確かに変わってないわね」

千鳥のノブからも「ヤバい人」と言われる美穂

江里子「だけどこの歳になってようやく、テレビ番組の食リポのとき『あらやだ、ひとボケしておかなきゃ』って言うようになったじゃない。美穂さんもいよいよ変わろうとしているんじゃないかしら」

美穂「違うの、危機感があるの。このまま阿佐ヶ谷姉妹としてお仕事を続けていきたいから、そのために何が必要なのかしらって。私たち、本当にぼんやりここまでやってきちゃったじゃない」

阿佐ヶ谷姉妹単独ライブ5『私の中の豆苗』

会場:近鉄アート館(大阪府大阪市阿倍野区阿倍野筋1-1-43 あべのハルカス近鉄本店 ウイング館 8F)
期間:6月24日(土)・25日(日)
料金:6000円

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