「新・大阪土産」目指すキューブ型羊羹、和菓子メーカーがタッグ

2023.5.2 13:00

5月3日より発売される「大阪ええYOKAN(パビリオン)」(1個・324円~)

(写真2枚)

「大阪の新しい土産菓子」を目指し、和菓子メーカーなど9団体が手がけたユニークなようかん「大阪ええYOKAN(パビリオン)」が、5月3日から期間限定で「大丸梅田店」(大阪市北区)で販売される。

大阪名物といえばたこ焼きや串カツなどが有名だが、菓子ジャンルで誰もが思い浮かべる代表格とは? 大阪発祥の和菓子メーカー「高山堂」が立ち上げた『あたらしい大阪みやげ計画』では、複数の団体が協力して共通の菓子を作ることで、「大阪の顔」としての定着をめざすという。

今回の「大阪ええYOKAN(パビリオン)」(324円~)は、食べやすさ・持ち運びやすさがポイントのキューブ型。和菓子7店と「大阪緑涼高等学校」によるカラフルな20種がそろい、ルックスもネーミングも「大阪感」が盛りだくさんのラインアップとなっている。

大阪の名物メニューにちなんだ「吉乃屋 松原」の「みっくすじゅーすかん」(324円)、粉もん風の見た目が愛らしい「お多福堂」の「ふうふうかん」(324円)をはじめ、人気観光地を表現した「福壽堂秀信」の「道頓堀の赤い灯・青い灯かん」(432円)など、複数買いして食べ比べるのも楽しそうだ。

さらに、1970年の大阪万博に出店した「高山堂」からは、「2025かん」(324円)、「いのちの輝きかん」(432円)など、2025年に開催される『大阪・関西万博』を見据えた品も。次世代の「大阪みやげ文化」に貢献したいとの思いが込められているという。

「大丸梅田店」地下1階(西)「お菓子なパレード」にて、5月9日まで期間限定で販売される。今後は客の意見などを参考にしながら、ブラッシュアップして販売を継続していく予定だ。

文/塩屋薫

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