街を移動する「ポップサーカス」が兵庫・西宮に、古き良きを目撃

2023.5.3 20:15

サーカス・エンタテインメント集団「ポップサーカス」

(写真4枚)

サーカス・エンタテインメント集団「ポップサーカス」の阪神間で初となる西宮公演が、4月23日に開幕(〜7月2日まで)。「街のサーカス」の原点ともいえる「ポップサーカス」の見どころを紹介したい。

■ そもそも「ポップサーカス」ってなんだ?

1996年に結成された同集団は「PURSUIT OF PLEASURE(楽しさの追求)」=POPをテーマに掲げ、年間5公演の全国ツアーをおこなってきた。メンバーは世界10カ国から集まったパフォーマーで構成されており、彼らの超人的かつエンタメ精神に溢れたノンストップのショーを心待ちにするファンは各地に存在する。

今回、初めてとなる阪神間での公演が実現。場所は阪急「阪神国道駅」から徒歩10分で、移動型サーカスとなると大規模なスペースが必要となるため、梅田や神戸からのアクセスも良好な市街地での開催はレアなのだ。

■ 上演時間は約2時間、「距離感」も魅力のひとつ

約2時間の上演時間、「空中ブランコ」や「イリュージョン」、「中国雑技」や「ジャグリング」といったサーカスではお馴染みの演目が次々に披露されていくのだが、ほとんどセーフティーネット(安全網)を使わず、パフォーマーの身ひとつで繰り広げられる。そして注目すべきは彼らの「表情」にもあり、ストーリーや役柄設定などがないため、その場に生きる「生のサーカス」を堪能できるのも同サーカスならではのポイント。

「空中ブランコ」のシーン

そして「スリリングさ」でいうと、今回の会場は全1200席と、ほかの有名サーカス団の「巨大テント」と比べると少し小さめ。だがその分、パフォーマーたちとの距離も幾分近く、息遣いを感じながらともにその時間を共有できるのだとか。

席はA席(前売り大人3000円/子ども2000円)やS席(前売り大人3900円/子ども2900円)のほか、よりライブ感が味わえる、リングサイドに設けられたプレジャーボックス(5000円)や最上階からパノラマビューで見渡せるロイヤルボックス(6000円)などもスタンバイ。実際観た感想としても「座席を変えて見たい」といった声や、子どもからの「3回は観たい!」といった意見もあるというので、座席選びも重視したいところだ。

会場内ではフードやグッズの販売もあり。公演スケジュールや料金など、詳細は公式サイトにて。

『ポップサーカス 西宮公演』

会場:津門飯田町 特設大テント(津門飯田町2-95)
期間:4月23日(日)〜7月2日(日)
料金:A席:(前売り)大人3000円、子ども2000円(当日)大人3500円、子ども2500円
   S席:(前売り)大人3900円、子ども2900円(当日)大人4400円、子ども3400円
   プレジャーボックス:(4人まで)5000円+別途人数分のA席料金
   ロイヤルボックス:(4人まで)6000円+別途人数分のA席料金

  • LINE
  • お気に入り

関連記事関連記事

あなたにオススメあなたにオススメ

コラボPR

合わせて読みたい合わせて読みたい

関連記事関連記事

コラム

ピックアップ

エルマガジン社の本