大阪にトレンドの「没入型アート」、モネら印象派の世界を体感

2023.5.13 10:30

日の出 東京会場の様子

(写真4枚)

名画の世界に没入できる体験型ミュージアム『Immersive Museum OSAKA(イマーシブ ミュージアム オオサカ)』が6月17日、大阪にて開幕する。

広々とした空間に芸術作品が投影され、そのなかを歩き回ったり自由に撮影できる新たな芸術の形「没入型アート」。芸術鑑賞の敷居が下がったと若い世代を中心に好評で、現在も関西ではデジタルアートコンテンツ『チームラボ ボタニカル』(大阪市東住吉区)や、『ゴッホ・アライブ』(兵庫県神戸市)などでも体験することができる。

今夏、関西初上陸となる『イマーシブ ミュージアム』では、19世紀のフランスで活躍した印象派画家8名の作品約80点が映像に。モネの『睡蓮』やドガの『踊り子』、ルノワールの『ムーラン・ド・ラ・ギャレットの舞踏会』といった名画が音楽とともに巨大空間に投影され、全身で名画の世界に入り込むことができる。

また単に絵画そのものを映像にするだけでなく、「視点の転換体験」にもこだわる同展。当時モネが見たであろうフランスの港と絵画をCGで融合させた『印象、日の出』、印象派の特徴である鮮やかな絵の具を分割することで制作過程に入り込む『印象派の技法』、作品群を連続的につなげて時間の移ろいを表現した『モネの連作』など、参加者たちが画家自身になったような感覚を味わえる。

期間は9月6日まで、会場は「堂島リバーフォーラム」(大阪市福島区)。料金は一般2500円、中高生1700円、小学生700円(販売中)。

『Immersive Museum OSAKA』

期間:2023年年6月17日(土)〜9月6日(水)
時間:10:00~20:00(19:00最終入場)
場所:堂島リバーフォーラム(大阪市福島区福島1-1-17)
料金:一般2500円、中高生1700円、小学生700円

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