大人がガチで遊べる「大阪コミコン」、見るべき・注目をおさらい

2023.5.5 17:15

『大阪コミコン 2023』の会場

(写真6枚)

漫画や映画を中心としたポップカルチャーイベント『大阪 コミコン 2023』が5月5日、「インテックス大阪」(大阪市住之江区)にて開幕。そして「大人の趣味」が集結した同イベントの注目ポイントは、「体験型」の多さにある。

2016年に初開催された『東京コミコン』が盛況だったことから、漫画・映画ファンの間では名物イベント化した「コミコン」。コミック・映画・アニメーション・ゲームショーなどが一体となる唯一無二のイベントは、コロナが落ち着き始め、国境が開いた今、海外からの来場者も多く見られる。

◾️ 迫力満点のフォトスポット、なりきり写真は撮っておきたい

なかでも押さえておきたいのは、やはりフォトスポット。基本的に会場全体が撮影可能となっているのだが(一部禁止エリアあり)、際立っているスポットがちらほら。

『進撃の巨人』のゲームコーナー、兵士に扮したお姉さんたちもスタンバイ

『進撃の巨人』は海外でも名を変え『アタック・オン・タイタン』として人気があることから、巨大ブースを設置。巨人のリアルな顔型スタチューの横には、ブレード(剣)を駆使して楽しめるゲームが建てられており、兵士に扮したなりきりお姉さんもスタンバイ。ムービーとして残しておいても良さそうだ。

『スパイダーマン アクロス・ザ・スパイダーズ』をモチーフにしたフォトスポット

また、『スパイダーマン』の特設ブースには目を惹くビビッドカラーで彩られた立体型のフォトスポットが出現。なかに潜り込むようにして撮影できるため、人の目を気にせず、思い切り勇敢なポーズで決めたいところ。

■ 体験型ライドにお化け屋敷、臨場感がポイント

また、同イベントの目玉のひとつでもあるのが「体験型アトラクション」。『大阪怖コン ホラーハウス』(中学生以上800円ほか)という、今回が初登場となるお化け屋敷(怖さレベル:叫ばずにはいられない)やVRマシンの『ジュラシック ダイナソー』(500円)など、映画作品を連想させるアトラクションがずらり。

VRライドが楽しめる『ジュラシック ダイナソー』

また「声優」といったポイントも重要になってくる同イベント。マーベルの音声作品『ウェイストランダーズ スターロード』(6月末に配信予定)をマッサージチェアーに乗りながら専用の音声装備で聴くことができるという珍しいアトラクションもスタンバイしており(無料)、古田新太や多田野曜平、青木瑠璃子といった俳優たちの声を臨場感たっぷりに味わうことができる。

◾️「妄想体験」も可能、ニヤけてしまいそう

といった具合に会場内は仕掛けだらけなわけだが、やはりお気に入りの作品に思いを馳せて「妄想」はしておきたいところ。

映画『ワイルド・スピード』の撮影セットで使用されたチェアバックセット

映画『ワイルド・スピード』シリーズからは、作中で出てきたものと同じカーモデルが並ぶなか、撮影現場で使われていた「チェアバックセット」がスタンバイ。『ワイルド・スピード MAX』(2009年)のセットで使用されていたもので、実際に使われていた証として「汚れ」や生糸の「もつれ」も残っている。「誰が座ったのだろう・・・」、少し立ち止まって考えたい。

また、衣装展示をおこなう「エキシビションエリア」では、『トップガン』(1986年)や『ロッキー』(1976年)の衣裳が並ぶなか、普及の名作『タイタニック』(1997年)からも小道具がお目見え。

映画『タイタニック』の展示コーナーには、オスカー賞のトロフィーも並ぶ

ローズが着用していたドレスをはじめ、撮影に使われたテーブルセットなども展示されており、思わず船上でのディナーシーンを思い浮かべてしまいそう。そしてなんと同コーナーには、オスカー賞受賞時のトロフィーまで並んでおり、作品にどっぷりと浸ることができるのだ。

『大阪コミコン 2023』は5月5〜7日、「インテックス大阪」(大阪市住之江区)にて。詳細は公式サイトにて。

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