俳優の岡田准一と綾野剛が５月１０日、大阪・道頓堀川（大阪市中央区）でおこなわれた映画『最後まで行く』の公開記念イベントに登場。特別装飾された船に乗り、集まったファン約４０００人の声援に応えた。

同作品は、２０１４年に韓国で公開され大ヒットしたリメイク版。ある事件を発端に極限状態まで追い詰められていく刑事・工藤（岡田）の姿を描いたクライムサスペンスで、謎の監察官・矢崎（綾野）との対決が見どころとなっている。監督は、『新聞記者』で日本アカデミー賞最優秀作品賞を受賞をした藤井道人がつとめた。

メイン会場となった戎橋付近には、イベントの３０分ほど前から人だかりができていた。特別装飾をほどこした船から岡田と綾野、藤井監督が登場すると、観客からは割れんばかりの声援が。白い紙吹雪が舞うというサプライズもあり、いたるところでどよめきが起こった。

主演をつとめた岡田は「藤井監督のもと、おもしろい映画が完成した。地元である大阪のみなさんからこの映画を広げて欲しい」とアピールした。同作品は５月１９日より公開される。