自宅では難易度高い?滋賀の名物「鮒ずし」作りを船上体験

2023.5.27 10:30

鮒のエラからごはんをギュッと詰め込む

(写真7枚)

『鮒ずし作り体験クルーズ』が「琵琶湖汽船」(本社:滋賀県大津市)監修のもと、滋賀県・沖島で7月よりスタート。5月31日まで申し込みを受けつけている。

力強い魚の旨味と塩辛さが特徴的な、滋賀県の郷土料理・鮒ずし。コイの仲間「二ゴロブナ」を米と塩で長期間つけ込んで発酵させる「なれ寿司」の一種で、酸味ある強烈な臭いがメディアでも話題にあがるほどに、苦手とする人も少なくない。昔は滋賀の家庭でも作られていたが、その臭いや手間がかかること、「二ゴロブナ」の不漁から減少しつつある。

今回のクルーズは、漁師指導のもと臭いの少ない鮒ずしを楽しみながら作ることができる企画。まず大津港を出発し、船上にて作り方をDVDで学んだ後、沖島に上陸。「二ゴロブナ」をタワシで磨き干した後に、炊いた米をエラからしっかり詰め樽に漬けるまでの作業を体験する。

ちなみに完成した鮒ずしの樽は、持ち帰って食べ頃になる晩秋まで自宅で保管するとのこと(5500円で11月下旬~12月初旬頃に自宅に配達も可能)。

価格は往復乗船料が3500円(中学生以上)、1750円(小学生)。材料費1樽・2万5000円(ご飯、ニゴロブナ鮮魚換算5kg)、樽容器代1樽・1500円(1樽最大3名まで)。運航日はそれぞれ7月5・8・11・14・17・20・23・25日。申し込み終了後、6月5日以降順次抽選結果が通知されるとのこと。詳しくは公式サイトにて。

鮒ずし作り体験クルーズ

集合場所:滋賀県大津市浜大津5丁目3−10(大津港)
期間:7月5・8・11・14・17・20・23・25日
料金:往復乗船料3500円(中学生以上)、1750円(小学生)・材料費1樽25000円・樽容器代1樽1500円

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