柚希礼音に変化?「公共のものや無料のものを、無駄に使わない」

2023.5.21 11:45

ミュージカル『ファクトリーガールズ~私が描く物語~』で主演をつとめる柚希礼音(18日・大阪市内)

(写真4枚)

『バイオハザード』『ボディガード』など、数々の話題作に出演する柚希礼音が、『ファクトリーガールズ~私が描く物語~』で再び主演。大阪市内でおこなわれた会見では、コロナ禍の3年半の間で感じた変化について語った。

■ 「なるべく1枚! を心がけています(笑)」

19世紀のアメリカで、女性労働者たちの自由と環境改善のために戦った実在の女性サラ・バグリーと、彼女をとりまく人たちの人間模様を描いた、日本オリジナルのミュージカル。男女問わず、ポジティブな変化を力強くうながすような作品となっているが、柚希自身も日常で小さな変化があったそうだ。

「自分がちょっとずつ変わって、心地よくなっていくようにしたいと思って、公共のものや無料のものを、無駄に使わないように取り組んでいます。たとえばお手洗いの紙を、意識せずにいっぱい取っちゃうことがよくあったんですけど、今はなるべく1枚! ということを心がけています(笑)」と、かわいらしい変化の例をあげていた。

■ 「心と心が触れ合えることが復活するのは、本当にうれしい」

初演から3年の間に、ミュージカル以外の舞台もいろいろ経験したことで「しっかりナチュラルに芝居を考えるようになり、サラの見え方も初演とは変わりました」という柚希。さらにこの間には、コロナ禍で公演中止という苦難を幾度も経験し、一公演一公演にかける思いが、以前よりはるかに強くなったとも。

ミュージカル『ファクトリーガールズ~私が描く物語~』で主演をつとめる柚希礼音(18日・大阪市内)

「明日公演がいきなり終わるとか、稽古をしたけど公演は一度もしないということを実際に経験して、今の公演を大切にやっていこうと、とにかく思いました」と実感を込めて語り、「この間のライブでは、掛け声が解禁されて『これこれ!』と思いました。人と人が、心と心が触れ合えることが復活するのは、本当にうれしいです」と、エンタテインメントが明るさを取り戻しつつあることへの喜びを語った。

柚希のほかにはソニン、実咲凛音、清水くるみ、平野綾などが出演。6月の東京・福岡公演を経て、大阪は6月29日~7月2日に「COOL JAPAN PARK OSAKA WWホール」(大阪市中央区)で上演。チケットは1万3000円で、現在発売中。

取材・文/吉永美和子

ミュージカル『ファクトリーガールズ~私が描く物語~』

会場:COOL JAPAN PARK OSAKA WWホール(大阪市中央区大阪城3-6)
期間:6/29(木)~7/2(日)
料金:1万3000円

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