吉高由里子が「何その書き方」と喜ぶ、大河「光る君へ」台本

2023.6.1 07:30

2024年放送の大河ドラマ「光る君へ」に出演する主人公・まひろ(紫式部)役の吉高由里子と藤原道長役の柄本佑(5月28日・平安神宮)

(写真5枚)

「源氏物語」を生み出した紫式部の人生を描く、2024年放送の大河ドラマ「光る君へ」。5月28日に舞台地となる京都「平安神宮」(京都市左京区)でクランクインを迎え、主人公・まひろ(紫式部)役の吉高由里子と藤原道長役の柄本佑が、役への思いとともに撮影中の様子などを語った。

元々、紫式部のイメージとして「そんなに明るくはないキャラクターという認識だった」という吉高。しかし、大石静氏の脚本によって描かれる「まひろ」は、「好奇心旺盛で多感な女の子」だと言い、「そんなまひろが成長するとともに源氏物語をどう描いていくのか、まひろの興味を敏感に感じとっていければ」と意気込みを語った。

また、脚本について「『風になびく葉っぱ』とか『水面』とか、日本の風情を大切にしている。かと思えば、キャッキャしてるおなごたちのイケメン探しみたいな、現代と変わらないものもあるし、渦巻く人間の生々しい野望心もあるし、いろんな表情がある」とコメント。

「まひろと道長の、親友のような恋愛のような関係を『ソウルメイト』って言ったりとか。あと台本にカッコで『心の声』とかあるんですよ。私たちにしか通じ合わない謎の声」と笑う吉高に、柄本は「あの『心の声』ね。大石先生から叩きつけられた挑戦状のような感じだよね」と反応。

「目線のやりとりも『絡み合う視線』とかね。何そのエッチな書き方、みたいな。そういう情熱的な本なので、照れずに頑張らなきゃね、って思います」と続ける吉高に、柄本も「本当にね」と笑顔を向けるなど、クランクイン当日ながらすでに息の合った掛け合いを見せた。

取材・文・写真/上地智

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