また救えなかった…雨の日の「靴下屋」の責任感が凄まじい

2023.6.2 16:15

雨で濡れてしまった靴下。これで1日過ごすのはキツい・・・

(写真5枚)

6月2日から3日にかけて大雨が続き、ツイッターのトレンドには「びしょ濡れ」「土砂降り」など関連ワードがずらり。そんななか、「靴下屋」などを手がけるソックスメーカー「Tabio(タビオ)」(本社:大阪市浪速区)が投稿したツイートが、なんとも責任感に満ち溢れている。

■ 「雨の日は替えの靴下を連れて行って!!」

同ツイッターでは、日頃よりコンビニや100円ショップの靴下を紹介するなど、ブランドの垣根を越えたお役立ち情報を発信。「競合ではあるが『今すぐ必要』なときに手に入るという利便性はお客さまにとって重要」との想いから紹介される内容には、「メモメモ」「有益な注意喚起とてもありがたい・・・!」「こういうやさしいツイートが好きだ」と感謝や共感の声が集まっている。

そんなTabioが2日の朝、罪悪感たっぷりの内容を投稿。そこには、「『靴下濡れた』で検索して出てくる無数の悲しみ、絶望の声・・・。また・・・救えなかった・・・」と無念の声が綴られており、「雨の日は『替えの靴下を持って行く』をもっと広げたい! 雨の日は替えの靴下を連れて行って!!(ジップ付きのポリ袋に入れておくと、脱いだ濡れた靴下もしまえるよ!ファミマの靴下も便利だよ!)」との呼びかけも。

「Tabio 靴下屋」(@Tabio_JP)のツイート

これに対し、「このツイートを見て替えの靴下は常備しなきゃとなった」「また救えなかったの責任感凄まじくて」「知らない人にも届いて欲しいですね」とユーザーから反応が相次いだ。

■「無力さを痛感しながらも、次こそは・・・」

このやさしさと責任感溢れるツイートを投稿した担当者「1号」さんによると、「準備していたら防げる悲劇。何度も経験した失敗。人生のなかにはそう言ったものが沢山あります。しかし、それでもついついしてしまうのが人間。でも『前の日に知っていれば』少しは防げる」とコメント。

前日(1日)には「傘を忘れないで!予備の靴下も一応!」「濡れた靴はクッキングペーパーとかを靴の中に詰めたりして、早いうちに湿気を取った方がいいです。雑菌がもの凄い勢いで靴の中で繁殖して、とんでもない臭いを生み出すので」など、注意喚起のツイートをしていたという。

しかし、「頑張ってお知らせしますが、全ての人には届かない。指の間をすり抜けて起こる悲劇を目にし、自分の無力さを痛感しながらも、だからこそ、次こそは・・・という感じです」と1号さん。いち靴下ブランドとして、人一倍心苦しさを感じているようだ。

「撥水アメリブアンクレット丈ソックス」(1210円/Tabio)

最後に、「とにかく雨の日は『濡れてしまう』前提で動いた方がいいです。たとえば濡れたものをしまうためのポリ袋(ジップロックなど)があると便利ですね。弊社の撥水靴下などもオススメです!」と教えてくれた。

SNSには、「家出て2分で靴下濡れた」「靴下濡れたんで帰っていいですか?」「防水の靴なのに上から雨入ってきて靴下濡れた」「バス降りた瞬間一瞬にして靴下濡れた」と嘆きの声が続々。ついつい忘れがちな靴下問題だが、足元の気持ち悪さは1日テンションが下がるほどの大問題。雨予報の際はもちろん、夏は汗をかくので、靴下とポリ袋をカバンに潜ませておくのが賢明だ。

  • LINE
  • お気に入り

関連記事関連記事

あなたにオススメあなたにオススメ

コラボPR

合わせて読みたい合わせて読みたい

関連記事関連記事

コラム

ピックアップ

エルマガジン社の本